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子宮頚管無力症と診断されて⑦(産まれました!)
こんにちは。第2子の妊娠中に子宮頚管無力症と診断され、長い戦いをしておりましたが、先日無事に出産しました。
同じ状況の方の参考になればと思い、入院のあれこれや出産までの経緯をまとめています。
◎産まれました!
子宮頚管無力症と診断されてから約3ヶ月、入院生活を過ごしながら、乗り切りまして、先日無事に産まれてきました👶!
よく、ここまでもってくれた、という思いがありますが、産まれたのは36週5dという、37週の正期産まで2日足りず、、の早産となりましたが、元気よく産まれてきてくれました。
体重は2300gとかなり小柄です。2500gはほしかった、と思いつつも、身体の機能はしっかりそろっていて、立派な産声も聞くことができました😢♥️
◎衝撃のスピード出産
出産までのあれこれを時系列に沿って書きたいと思います。切迫早産の方、子宮頚管無力症の方の参考となりますように。。(本当に医学はここまでか、というほど、出産は何が起こるか分からないの連続。医学というより日本の倫理感かもしれないですが、アメリカでは計画&無痛分娩が主流になってきていて、何が起こるか分からないを合理的に回避。日本はまだまだ無痛のところも少なくて、破水したら、陣痛がきたら、自然分娩でがんばる。これをアメリカの人が聞くと「You are SAMURAI!!!!」と言われた、と助産師さんが教えてくれました。笑 ほんと、SAMURAIバリだよ。)
わたしは子宮頚管無力症だったので、臨月を迎える前からすでに子宮口は止まることなくガンガン開いており、36週の時点で子宮口は5-6cmまで開大していたため、墜落産(赤ちゃんがおっこってしまうこと)を防ぐために37週になったら予め入院しましょうとなっていました。
墜落産になるよりは、安全な状況で産んだほうがいいとのことで、37週にはいったら促進剤を使って、というような話もしていました。
ところが入院予定日2日前に前期破水をしました
■破水当日4:00am
寝ているときに、おしりに水(ぬるいお湯)をかけられたような感覚に目が覚め、「これが破水だ!」と気づく
※破水って経験したことないし、どんなもんなのか全く想像つかなかったけど、尿意はないのに水がしたたる感覚というので、破水と確信
■5:00 am
事前に登録していた陣痛タクシーを夫によんでもらい、自分は病院へ電話
朝方でも対応してくれ病院に到着後車椅子にてすぐに分娩室へ移動
※とにもかくにも子宮口が開いているため、陣痛がきたらお産は早い!と言われていたので、いつ陣痛がきても大丈夫なように、すぐに分娩室へ
コロナのため、夫と娘とは入口でお別れ🥲
■6:00am-8:00am
なかなか陣痛はこないので朝食を食べながらのんびり過ごす
診察やモニターをしながら陣痛がくるのを待つ
その間も動くたびに漏れる羊水、、
こんなに出て大丈夫なのか、というほど
■12:00pm
陣痛がこないのでお昼を食べる
少し胎動が鈍く感じられたのでまたモニターをまく
それからものんびりのんびりすごし、夕方にもなって陣痛がこないので、このままこなかったら羊水も減ってきているので明日の朝、促進剤を使っていきましょう、とお医者さんと話し合う
■18:30
寝る準備を始める
畳が備わっている分娩室で一晩を過ごすため、畳に布団を敷いてもらう
寝るために身体もふいて、パジャマに着替える
明日促進剤で出産かーとしみじみ想いながら寝る準備をすすめる
■19:00
ん?ちょっと腰の痛みがつよ、、い??ような??でも、違う、かな??
■19:15
強い痛みが3回続く←すでに3分間隔くらい
なかなか動けないくらい痛いかもしれない、となり、部屋でお布団を準備してくれていた助産師さんに痛みを伝えると、すぐにモニター確認がはじまる
「これは陣痛ですね、このままお産にはいりましょう」と。
急に!!!?と、とまどいながらもガンガン増す痛み。。
※コロナなのでマスクをつけて分娩に臨んでいたら、赤ちゃんが酸素不足となり酸素マスクをつけるもマスクの上からつけるという荒業に。笑
それでも赤ちゃんの酸素が不足してるとのことでようやくコロナ対策マスクをはずすことができた。マスクをしながらの分娩、窒息しそうでした。。
■19:45
もう痛い!!!産まれる〜〜
という痛みがきて、いきみたい感覚(便意ともちがって、なんか中から押しだされてくる感覚)に襲われ、いきみを数回繰り返す
しかし、陣痛が始まってからものの30分で出産間近になったため、助産師さんたちの準備が間に合っておらず、「もうそこにいるから、急いでー!!」「まだいきまないでーー」「心拍の確認シてーーー」という慌ただしい声が。
3回ほど本気のいきみをして、、
■8:08
無事、出産👶
とにかく、とにかく早く産まれてきました
陣痛きてから1時間たってません
無事に出産を終えて、やっと一息ついていたら、どうやら出血が止まっていないようで、お医者さんが4人ほど集まってきて、輸血だの、オペ室だの、手術だのの話をして私の処置が始まりました
それがまた痛いの痛いの。。
陣痛並みに痛いのではという痛み、、
処置のほうが長かったのではないかというほど。。大量に出血してしまったのは、あまりに早いお産だったため、産道を傷つけてしまっていたらしい
そのため子宮口入口が切れてるor傷ついてるのとことですでに出血が1リットルを超えたとのこと
とりあえず止血をする方向でお医者さんたちの話がまとまり、大量のガーゼをつめられそのまま一晩分娩室で過ごすことに。
後陣痛という産後の子宮収縮の痛みも強くお腹にアイスをのせて分娩台に横たわったまま過ごす、、
■22:00
分娩後1時間だけ面会okとのことで夜に夫がかけつけてくれて終電までいてさようなら。
なんとか、無事に終わった慌ただしい1日でした
◎子宮頚管無力症は“早いお産になる”は本当だった
子宮頚管無力症と診断されてから、どんな出産を迎えるのか、それがいつなのか、どんな状態なのか、すべて「産まれてくるまで分からない」状況で、なかなか不安は埋まらない妊婦期間でした。
こんなにも「分からないこと続き」で同じ出産は2度となく、人もそれぞれ違うパターンで、こうしたから、こうなる、という統計も少なくて。
だからそこ、自分で決めた決断に後悔しないように、と最善の選択をするように心がけてきました。
ただ、1つ言えたのは、すでに子宮口が開いている状態から始まるお産は早い、ということは体感しました。
だからと言って全員がそうなるわけではなく、私画経産婦だったこと、すでに破水していたこと、赤ちゃんが子柄だったこと、などなど人それぞれの条件でまた変わってくるのだろうなーと
長く感じた妊婦生活が終わり、育児が早速始まっていて、懐かしい新生児サイズは本当に特別な時間だなーと噛み締めながら過ごしています😌