見出し画像

”Omotenashi”が難しい


今日ベトナム人のスタッフと話していて、

Omotenashi−おもてなし−についてのコンテンツを考えるということで、

Omotenashiって何??と聞かれて、、、Omotenashi...!?

ってなんなんだ、とおもいました。

hospitalityという意味なのだけど、

ちょっとニュアンス的に足りない気がして早速Googleで検索。

昔のニューヨークタイムズの記事(1997年4月20日付)では

以下のように説明されていたらしいです。

THE Japanese call it omotenashi:

 a service concept for which no simple translation exists. Thoughtfulness, dedication to customers' needs and meticulous attention to detail are key elements of such service.

ただのサービスではなく、カスタマーニーズに献身的で細かいところまで気遣いをおこなうサービスの要素、ということ。

なるほどー。

逆にサービスって日本語でなんだ?と改めて疑問に思ってみまして、

逆検索してみたところアルクにて

Service=役に立つこと、奉仕、世話、貢献、尽力

とでてきたので、そのサービスのさらに上をいくService、スーパーサービスが日本では”おもてなし”として使われていたものの、

英語ではhospitalyという言葉で説明するのは不十分になってしまうのだな。と。

こうして思うと、日本の素晴らしさは

近代化を追っている国というより、

”日本文化”が1番世界に誇りたい部分だな、とおもいました。


ただ日本は日本をプロモーションする力がいまいちダサいので、

”おもてなし”が目立つようになって、

どこのお店でも、何にするにも”おもてなし”が独り歩きして、

本当は奥ゆかしい行動であるのに、

逆に、ちょっぴりおこがましいように聞こえてしまってきている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?