ごめん、の気持ちでいっぱい/ホーチミン子育て
最近イヤイヤ期になった気がする。
と先週Skype越しの夫に相談。(夫は日本)
おむつを履くのも、脱ぐのも、服を着るのも脱ぐのもイヤイヤ。
ウォーターサーバーで床を水浸しにして遊んでいるのを止めようとすると甲高い声で泣きまくる。
床の水を拭いている間に、床を拭くために取ったタオル棚からタオルを全部ひっぱりだしている。(開けっ放しにしていた自分を責めるべきなのか。)
床を拭き終わって、タオルもしまい終わって、ふう。となったらまだ湿っている床で足を滑らせて転んで泣く。
それを助けようと抱き起こしても、イヤイヤ。
会社に行く準備をしていると、真似をして化粧ポーチから色々取り出してお化粧の真似。静かにしているなと思ったらグロスに指をつっこみ、中はからっぽに。。
パウダーファンデーションは粉々でおまけに彼女の顔はアイシャドーでまっくろ。その顔をティッシュで拭こうとしてもイヤイヤ。
なんだか疲れてきてしまって、止めるのを止めた。
彼女がやりたいタイミングまで待つ。
好きなように、好きなだけ。
彼女が私が困ることを手にして夢中になったら自分自身で反省。
そこに置いておいたママが悪かったね、と。
*
数日後経ったら
彼女に笑顔が増えた。
先週夫に相談して、止めるのをやめたら、今週は笑顔がいっぱい。
おむつを履かせようとして、嫌がったら裸のまま。どうぞどうぞ〜
服も着たくないときは、部屋の中では裸。
床の水浸しもそのまま。
机の上にのってしまうのも、危険は注意しながらそのまま
ご飯もそのとき食べないなら、私は先に食べる。
*
私が「見守り」をしようと変わったら
彼女も変わった。
気の済むまで遊んだら、イヤイヤ言わなくなる。
しばらく裸で遊んで、部屋の中を走り回ってから、
おむつを履かせようとすると全く嫌がらない
むしろ自分で履こうとする
服も様子を見ながらもっていくと自分から服を着る
水もバチャバチャしたら遊んでいたコップを返してくる
ご飯も、以前はスプーンで”早く食べな食べな”ってしていたのをやめたら自分のタイミングで食べ始めて、しっかり全部食べる
実際は彼女のやりたいことを私が邪魔をして泣かせていたのに、
私が彼女に邪魔をされていると思い込んでしまっていて、とても反省。
何かやっていることを止められた時の彼女の泣き方は、ただ単なるわがまま泣きではなくて、悔しさでいっぱいというような泣き方。
大人のほうが力が強いから力でやめさせるのは簡単。
でも大人が見守らないと子供は何もできなくなってしまう。
あんなにいっぱい悔しい思いをさせてごめんね、という気持ちでいっぱい。
ウォーターサーバーの水を出しまくって、水浸しの床に転がって、裸でびちょびちょになった彼女が笑顔で向かってきたときに、いっぱいいっぱい抱きしめてあげるのが私の出来ることだったのに、
「またこんなことしてー。。」と抱きしめる前にタオルで床を拭き始めてしまっていた自分の行動が彼女を悲しく、寂しくさせていたのだと思う。
初めてのことだらけのママ生活。
私も彼女と共に成長していく。
好き放題の放置でわがままにするのではなく
彼女がのびのび自由になれるように見守ろうと誓った。