森遊びで気づく長男の変化/世渡り上手な次男

森遊びの日。印旛沼探検隊という活動に家族で参加していて、月に1-2回ほど森遊びをしている。

今日は未就学児とその家族を対象に森を探検する日。天気が良く、5-6組ほどの家族が参加していた。

虫かごや虫取り網を手に、4-6才くらいの子どもたちが張り切って虫取りをしていた。

うちの子たちはまだ小さいので、長男はバケツに気に入ったものを拾いながら散策し、次男はただテクテク歩くことを楽しんでいた。

「ママ!」と呼ばれて振り向くと、長男が木の切り株のようなものを抱えて、「見て!」とうれしそうに寄ってきた。

その姿を見て悲鳴をあげそうになった。長男の全身が無数の黒い点々で覆われていて、よく見ると直径1ミリにも満たないすりゴマサイズのアリだった。どうやら拾った切り株の下がアリの棲家だったよう。

アリまみれになった長男の胸から足先を急いで払ってキレイにしたが、当の本人は「何をそんなに焦ってるの?」と言わんばかりの冷静さ。びっくりだった。

長男は虫が苦手だったはず。これまで虫がいると「怖い」と言って決して触ろうとしなかった。

にもかかわらず、今日はミミズをバケツに入れて持ち歩いたり、見せてもらった沼ガエルを自分でバケツに入れたり、他の子が捕まえたカナヘビを「触ってみる」と言い躊躇なく手を伸ばして触っていた。

子どもって本当に変化する。親がいろいろと決めつけずに接した方がいいなと改めて感じさせられた。

---

次男はといえば、知らない大人と自分より大きな子どもたちに囲まれてもひょうひょうとし、マイペースにご機嫌で過ごしていた。

座って遊んでいたかと思えば、近くにいた大人に「起こして?」とばかりに手を伸ばしてニッコリし「あなた上手ね〜!」と立たせてもらい、手を繋いで歩いてもらっていた。

かと思うと、しゃがんで土いじりをしている親子のそばに行って自分もしゃがみこみ、仲間に入れてもらっていたり。

初対面の相手に対してもこの調子な彼。きっとうちの家族で一番の世渡り上手は次男だと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?