2024年6月4〜7日、22日の日記

6月4日(火)
長男の幼稚園初日。朝7時から9時までスタバで仕事をして、一度帰宅して長男を幼稚園に連れて行く。先生が小さな入所式を行ってくれた。長男は緊張しながらもみんなの前で自分の名前を言うことができた。すぐにわたしから離れて先生の指示に従って身の回りのものを整えながら、自分から先生にいろいろなお話をしていた。「じゃあママお仕事行ってくるね」と伝えてバイバイ。振り向くともうどこにいるのかすら分からなかった。彼はわたしが思った以上に成長していた。

仕事をしにコワーキングスペースに戻り、14時半頃に帰宅。夫はバトンタッチで出勤。お熱で保育園をお休みしている次男はまだまだ絶不調で機嫌が悪く、食欲もなくてかわいそうだった。夕方以降はしんどさが増すようで、シャワーやご飯、就寝も解熱剤頼りで過ごした。

6月5日(水)
朝、幼稚園のお弁当を作る。バタバタと詰めていると、起きてきた長男が「ママ!卵焼き作ってくれてありがとう!ウインナーもありがとう!」と目に入ったおかずごとにお礼を言ってくれた。

長男は今日が初めてのバス登園。バスが来ると自分からズンズン乗って行き、振り向きもせず好きな席に座った。お迎えのときに先生が「長男くんはバスでたくさんおしゃべりしてました!」と教えてくれた。お弁当もしっかり完食。トイレもできているらしい。彼は思った以上にたくましく成長している。

まだ熱が下がらない次男。力尽きて眠るまでずっと泣いて暴れていた。喉が痛いようで、一口食べるごとに泣いて抱っこを求めるほど。バナナの硬さすら無理で、ドロドロなお粥とゼリー、すりりんごで過ごす。

夜、シャワー中に「明日もお弁当作って!」と不機嫌な長男に言われる。「明日は給食の日だよ」と言っても嫌だと怒っているので「なんでお弁当がいいの?」と聞くと「だっておいしいからだよ!」と怒鳴っていた。怒鳴っているのに言っていることがかわいいし、うれしくてこれからのお弁当作りが楽しみになった。

6月6日(木)
次男の体調不良が続き、今日も自宅保育。早朝〜昼過ぎまでわたしが仕事をして、午後〜深夜まで夫が出勤する日々。記憶がない。

6月7日(金)
今日もスタバの入口でオープンを待って、朝7時から仕事開始。朝に仕事をするととても捗るので、この時間に仕事をするのがわたしは好き。

自分の仕事への関わり方について悩む。時間の制約が厳しいとどうしてもタイパばかり重視してしまうけど、それだけだとテンションは上がらない。わたしもワーママになって価値観や仕事の仕方が大きく変わったけど、会社も変わった。時間内にこなすなことも、効率やリソースを意識することもとても大事だけど、意思を持って、こだわりを持って、熱意を持って、みんなで励まし合ってがんばるような仕事の仕方をしたい。でも、3才1才の子どもを抱えている身なのでわたし自身の時間の制約も厳しいし、目の前の仕事だけで忙しく過ごすこともできる。何ができるかを探っている。

6月22日(土)
2週間の空白をはさみ突然の更新。この期間に書きたいことはたくさんあったのに、気持ちの余裕がなかった。

朝目覚めると信じられないほどの腰痛。義理の父と母が来てくれる日だったので、甘えさせてもらい子どもを預けて整体に行くと「ギックリ腰のレベル」と言われる。昨日まではそんなに痛みを感じなかったけど、休日になり気持ちが緩んだことで痛みを自覚したのかもしれない。

どうにも最近気持ちの調子がよくない。梅雨のせいか、環境の変化のせいか、仕事が忙しいせいか、生理が近いせいか、その全部なのか分からないけど、カフェインとチョコレートの摂取量が一気に増えた。

仕事については、クライアントを複数持ちつつ、これから絶賛力を入れて行こう!という社内の別プロジェクトが2つあり、そのリーダーをやらせていただいている。楽しくもあったけど、とても9時〜14時で終わるものではないし、復帰したばかりなのでいろいろ調べたり人に聞いたりして進めている部分もまだある。

でも引き受けてしまったので責任は持ちたい。早朝から働くべく開店時間の7時からスタバに行ったり、子どもが寝たあとまたスタバに行って閉店時間の22時までこもっていたりする。もちろん幼稚園と保育園の2箇所への送迎や家族のご飯を作ったりもしているし、お弁当作りもあるし、わたしのお猪口程度のキャパは完全にオーバーしていた。

働き方と担当業務については上司に相談をしたので、8月以降はプロジェクトから1つ抜けることに決まった。

なんだかな。全部やりたい仕事だからプロジェクトから抜けますとか担当業務調整したいとかは言いたくなかったけど、このままだとわたしも家庭もボロボロになりそう。なんならもう少し早く声をあげるべきだった。

でも、「仕事の幅を縮小するなんて……」とウジウジするわたしに上司が「縮小じゃないですよ。いまあなたが大切にしようとしてる時間や子育ての経験は、必ずまた仕事に生きます。めちゃくちゃ価値があることだから、遠慮なくそうしてきてね。それに、たとえば子どもが2人とも入院しようと、どんな状況だろうと、言ってくれないと会社には分からない。だからこうやって相談くれて調整していくことが大事」という趣旨のことを言ってくれて救われた気持ちになった。

前回仕事復帰をしたとき人生で一番仕事が楽しかったのに、子どもが1人増えたことで、両立の難易度が3倍くらい上がった気がする。

日中、義理の両親が上の子を外に連れ出してくれている間、下の子を寝かせて久しぶりに読書をする。するするっと読めたことで、「まだわたしの心は健康だ」と分かって安心する。わたしはメンタルがやられると本が読めなくなるけど、普通に楽しく読めた。仕事復帰して1ヶ月。今は正直しんどいけど、諸々調整しつつ、自分と自分の周りの人を大事にして、楽しんで生きて、仕事もして……いうことができる良いバランスを見つけていきたい。

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