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オウンドメディアバックヤード探検隊~フューチャーメディア編~

こんにちは!広報室石丸です。
4月に公開した「フューチャースピリッツの各事業が展開するメディアに注目してみる」という記事が非常に好評でした!記事が好評な背景に、オウンドメディア運営の裏側を知りたいのではと考え、今回は先記事で紹介をしたオウンドメディアの1つフューチャーメディアの編集チーム 呉さんにインタビューをしてフューチャーメディアを深堀していきます。呉さん、よろしくお願いいたします!


フューチャーメディアはサービスサイトと相互作用するオウンドメディア

編集会議はフルリモートで日本中のメンバーをつないで実施

石丸
まずフューチャーメディアについて簡単に紹介からお願いします。


フューチャーメディアは、クラウドインテグレーション事業本部の営業部営業推進課マーケティングチームが主体に運営するオウンドメディアです。営業部の主要商材であるフルマネージド専用/VPSサーバー「 フューチャーウェブ プロ/VPS 」や「アマゾン ウェブ サービス ※(以下、AWS)導入支援サービス」の導入事例といった営業支援だけでなく、クラウドサーバーや話題になっているITセキュリティに関するトレンド、初心者向けの用語解説や活用ガイドなどのお役立ち情報記事を週に1記事公開を目標にしています。

 ※アマゾン ウェブ サービス、AWSは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標

石丸
ありがとうございます。営業チームとしての業務を持ちながら、毎週1記事公開を進めていくことはかなり大変かと思うのですが、それを実現している編集チームについて教えていただけますでしょうか。


編集チームは、企画と記事作成する実働部隊4名とディレクター2名の合計6名で構成されています。会議は基本週に1回、各1時間~1時間半で開催しています。その会議ではフューチャーメディアだけでなく、フューチャースピリッツのサービスサイト運営やサービスサイト内のFAQについても同時に議論しています。というのは、サービスサイトとメディアが相互作用を行う役割を担っているからです。

石丸
マーケティングチームが立体的に施策立案しているからこその連帯感が素晴らしいですね!その会議は、具体的にどのような取り組み方をされているのでしょうか?


フューチャーメディアの企画は、メンバーがそれぞれ企画やアイデアを持ち寄り、それらをメンバー間で深めていくことが基本的な取り組み方です。企画の立案方法は人それぞれですが、私はネット上でトレンドになっているキーワードを参考にしたり、日々の疑問などを参考にしたりします。これらはサービスサイトの運用にも影響していて、サービスサイトのFAQコンテンツのアイデアにもなっています。それ以外では、ウェブサイトへのアクセス解析も参考にします。

石丸
毎週更新の秘訣を知りたかったのですが、それぞれがアイデアを持ち寄っていることで実現できていることを知ることができてよかったです。ひと記事あたりどれくらいの時間をかけているのでしょうか?


目安として、企画から公開まで平均3週間くらいです。記事の内容確認は編集チーム内で完結する場合もあれば、エンジニアチームに技術的な観点も踏まえて確認いただく場合もあります。その場合は、編集チームにエンジニアチームのメンバーがいないため、メンバー経由で確認を進めたり、エンジニアメンバーのチェックの前に編集部内のチェックを通して進めたりしています。最新の話題になるテーマや読者の興味度が高いテーマを中心に紹介しようとしています。

石丸
一丸となってセールスに貢献するという強い意志に感銘を受けました!オウンドメディア運用の課題感はあるのでしょうか?


フューチャーメディアの集客力は着実に成長していますが、フューチャーメディアのセールス貢献の点において力不足を感じているので、その改善をメディア運用のネクストステップとしています。

営業活動にも活きるオウンドメディアの記事企画

公開以来人気上位の3大クラウド比較記事

石丸
次に記事企画について、個別の取り組み方を教えてもらってよいでしょうか?記事カテゴリーが多様にありますが、ランキング形式のベスト3で伺っていきます。


3番目に人気の記事は「用語解説」です。
詳しく知りたいと感じた言葉やフューチャーウェブ内の各種サービスの「よくあるご質問」で簡単に触れた内容を詳しい記事としてピックアップして作成する場合もありますし、フューチャーメディアの記事と「よくあるご質問」の記事を同時に進める場合もあります。また、数としては多くないのですが、フューチャーウェブ全体の検索流入キーワードを参考に、記事を作成することもあります。

石丸
「用語解説」と「よくあるご質問」は親和性が高いことがよく分かり、オウンドメディア運用の参考になる良い視点だと感じました。


2番目に人気なものは「セキュリティ情報」です。
IT業界のトレンドになったニュースから記事を企画することが多いです。編集チームは技術職ではない営業メンバーが主体なので記事作成には専門的な監修が必要になります。その際、エンジニアチームとの連携を取り、監修を依頼します。トレンドの情報収集は、個々人がニュースに注目しながら編集会議に持ち寄り、ピックアップするトレンドを厳選します。

石丸
ITトレンドに目を向けることが習慣にもなるので営業やサービス開発にも活かすことができる一石二鳥な企画方法ですね。


一番人気は「AWS」に関する記事全般です。特に、数か月前に公開した「【3大クラウドを比較してみた】AWS、Azure、GCPの特徴やメリットを紹介」が毎週の人気記事ランキング上位を維持しています。
AWSはサービスの種類が豊富なので、サービスごとにたくさんの記事を作ることができます。着目点に多様性を持たせて取り組んでいて、編集チーム内で連携が取れているので、担当者が異なっても過去の記事と内容が重複しないようになっています。記事毎に目的(サービス理解や興味喚起など)とゴールを設定しているので、社会的なニーズへの応答や記事の質を担保するための仕組み化ができています。「用語解説」と同様に、フューチャーウェブ全体の検索流入キーワードを参考に、記事を作成することもあります。SEO効果も高い記事です。

石丸
クラウドサーバーへの関心の高さを改めて体感しました。記事作成を通じて、AWSへの理解が深まることも顧客への貢献につながるのでメディア運用が非常に有意義なことを理解できます。
最後に、本記事の読者の方に向けて、一言をよろしくお願いします。


1年以上をかけて、更新頻度を上げるための仕組み化を実現しました。お客様の目に記事が触れることでお役に立てるように記事執筆 にも丁寧に取り組んできました。その成果が着実に出始めていることに達成感があるのと同時に、もっとフューチャーメディアを一人でも多くの人に読んでもらえるよう工夫したい気持ちでいっぱいです。
編集チーム一同、読者の皆様のお役に立てるように頑張っていきますので、ご愛読のほどよろしくお願いいたします。


呉さん、お忙しい中お時間いただき、ありがとうございました!

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