ゴールデンカムイ 23巻 どんどん大人になってく鯉登少尉
ついにアニメ3期が始まりましたね。毎週月曜日が待ち遠しいです。アニメ放送開始前のカウントダウンボイスで、鯉登少尉役の声優・小西克幸さんが「ずーっと出てます!」と仰っていて思わず笑ってしまいました。
今回は本誌(毎週電子で買っています)を読んでからというものの、ずっと単行本になるのが待ち遠しかった鯉登少尉の成長っぷりも楽しめる最新巻の感想をつらつら書きたいと思います。
23巻はとにかく鯉登少尉の成長っぷりに心を奪われました。初登場時の、あのボンボンっぷりや杉元と張り合う姿が懐かしい。樺太で成長したのはアシリパさんだけじゃないのだと、鯉登音之進という名前って「未来に向かって進む人」つまりこれからの時代を生きていく人なんじゃないかと感じさせられる。
未来を作っていく役割を担った人…という点でアシリパさんと鯉登少尉には共通しているな〜と思っています。(野田先生、容赦なくメインキャラクターも殺していくので、ビクビクしながらこれを書いています。笑)
鶴見中尉と宇佐美の過去も描かれていて、宇佐美の鶴見愛のバックグラウンドがようやく明かされました。鶴見ボーイズ(尾形・月島・鯉登・宇佐美)たちを背景に「兵士の攻撃性を引き出すものは、敵への憎悪でも政治的思想でもない。愛です」と話す鶴見中尉…ゾクっとしました。私も鶴見劇場を見届けたい。
コミックス1巻分の情報量が半端ないですね。他にも好きなところを書いておきたいので箇条書きしておきます。
・谷垣、父になる(ムチムチした熊ちゃんみたいなスケベな男っていう表現。インカラマッちゃん流石すぎる)
・「アシリパさんに教えてもらったことのおかげて今生きていられる」と、アシリパさんへのリスペクトをシマエナガに語る杉元
・月島「利用して死なせてしまった者」で挟まれるエドガイくん
ところで、私はゴールデンカムイの感想や考察を書かれている方のブログやツイートを読むのが大好きです。ピクシブでも考察や参考文献の内容をプレゼンテーションにまとめている方もいらっしゃいますね。
自分ではそこまで深く考察できていないし元ネタも分からないので、毎回「野田先生も凄いし読者もすごい」と感心するばかりです。