『EACH TIME』発掘
今日はひとつ、私が素晴らしい買い物をしたという話をさせてください。
久々に旧友と外出した休日の昼ごろ、中古品の専門店を訪れた私達は中古CDを漁ったりレトロゲームを語り合ったりして満喫していました。私は竹内まりやの『Longtime Favorites』とYMOの『YELLOW MAGIC ORCHESTRA』の購入(どちらもCD)を決め、してやったりの気分でレジへ向かったところ、ちょうどレジのそばには12個のケースからなるレコードコーナーが。私は「一応見てみるか」くらいの気持ちでレコードの確認をしていきました。The BeatlesやMichael Jackson、ゴダイゴから小林幸子に至るまで、振れ幅無限大とも言える多種多様のレコードがケースごとにびっしり。私はチェックを済ませつつ、そビートルズかYMOあたりを一枚買おうかなあ、などと考えながら最後のケースへと手を伸ばしました。まさにその時!
私は目を疑いました。そこにあったのは間違いなく大滝詠一の名盤『EACH TIME』だったわけですから!
私は思わず「なぜだ?!」と叫んでしまうほどには狼狽していました。隣で眺めていた旧友にこの後ひどくからかわれたことは言うまでもありません。
信じられない気持ちでレコードを確認すると、どうも初回盤らしいと分かり、これまた驚き。品番もそうらしいと調べがついた時には、もうほぼ無意識のうちにレジで支払いを済ませていました。あまりにもうまく行きすぎていたので、音飛びなども覚悟していましたが、現在に至るまでそのような兆候は見られません。まさに幸運としか言いようがありません。
この『EACH TIME』でよく話題に上がるのが「レイクサイド ストーリー」の大エンディングの話なのではないでしょうか。私は『NIAGARA CD BOOK Ⅱ』にて既に聴ける環境を手に入れてはいたのですが、CDとレコードでは音の硬さが違うような気がします(個人の感想)。音響機材の違いもあるので一概には言えませんが……
(『EACH TIME』の詳しい話は次回以降ということでお願いします)
手に入れたCD達です。こういう趣向のアルバムは私の家にはまだなかったので、とても気に入っています。しばらくは寝る前の楽しみにしたいと思います。
(あっさりした文章ですが本当に気に入ってます!)
いやー、実に素晴らしい買い物でした!しかし、“なんだか うまくいきすぎる"この頃なので、ガクッと来ないように気を引き締めておかないといけませんね。油断大敵です。ボチボチ頑張ります。