【対談vol.5 後半】デジタルテクノロジーでエンターテインメントを!遊び心のあるアイディアから生まれた「にんじゃWINDOW」
電通・二番工房・フューチュレックの三社による合同チームにより開発された、電車の窓を活用し、移動時間をエンターテインメントにする新サービス「にんじゃWINDOW」。
特許も取得した「にんじゃWINDOW」の開発について、株式会社電通の柴田様と弊社プロデューサー武田にお話しを伺いました。(以下、敬称略)
記事前半をまだ読んでいない方は、
ぜひ、前編と合わせてお読みいただければと思います!
1.うさぎ忍者が日本中を駆け抜ける!
─「にんじゃWINDOW」サービスは、どのような用途あるのでしょうか?
柴田:
元々は子育て世代向けに、電車の移動時間でも飽きずに子どもたちに楽しんでもらい、親たちも、旅の移動時間を楽しむ余裕が作れるエンターテインメントツールでした。また、日本を訪れた外国の方々へのおもてなしツールとしても活用できると思います。例えば、成田から東京に向かう電車での移動中に、日本のことをいろいろと案内してくれるとかいいですよね。
あとは、地域と組んでエリアの案内役でうさぎ忍者に活躍してもらうとか、移動する限りはうさぎ忍者が、そこに介在するチャンスがあると思います。
武田:
アプリ化した際には、GPSでエリア判定すれば、広告アプローチができたり、建物などの紹介を付けたりすることも可能です。ある地点を通過するとクーポンを出して、駅に降りてクーポンを使ってもらうとか、地域と移動するキャラクターがうまく連携できるといいなと思います。今まで行ったことがなかった、新しい場所に遊びに行く、きっかけ作りもできると思います。移動中に、車窓を見て楽しんでいただき、目的地に着いたらさまざまな体験もできる。そんな風に見ているだけではなく、なにかアクションを起こせるものになればいいですよね。
2.物づくりは遊び心から生まれる
─「にんじゃWINDOW」のようなデジタル×エンターテインメントで、今後やってみたいことはありますか?
柴田:
実は今「声」に注目しています。声優やナレーションの方の声って財産だと思うんですよ。でも、その方が亡くなってしまったら終わりになってしまう。なので「声」をデジタルアーカイブ化し、活用できないかなと。なんとなくそんなことを考えています。
武田:
僕はあえてアナログなことをまずはやりたいかも。バイクを作りたいと社長には言っているですが、今ところ「へー」で終わっちゃっています (笑。まじめな話、物理的な振動や感覚を体験することが、デジタルの方でも生かせるんじゃないかと思っているので。アナログ的な感覚、例えば、「疲れる」ということをデジタルで表現したらどうなるのだろうとか、そういったことを研究してみたいと思っています。ほんとはロケットを作りたいところですが、さすがに作れないので、まずはバイクかなと。溶接の資格も取ろうと真剣に考えていますよ。
うちの社長は、なんでも「ええんちゃう」と、物づくりには寛容なので、いつもは作っちゃってから事後報告が多いんです。「にんじゃWINDOW」も、実は事後報告でした。でも、「いいじゃん。いいじゃん。」と喜んでくれる。物づくりに寛容なのは、フューチュレックのいいところですね。
さすがにバイクを黙って作るのは無理そうですが、諦めてはいないので、2025年くらいにまた社長に進言してみようかなと思っています(笑。
本記事では、「ニンジャWINDOW」のサービスやシステム開発の舞台裏についてご紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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