武漢ロックダウン 武漢の都市活動を衛星画像から解析する(2022/07/12)
武漢でコレラが発生しました。
(なお、新型コロナ(COVID-19)が発生したときも、
”肺コレラ”と言っていました)
ので、のち比較を取得するために、武漢の都市としての活動を記録します。
(1)武漢、どこ?
武漢市は、中国中部エリアの中心都市の1つであり、内陸に位置しながらも、古くから市内中心部を流れる長江を利用した水運の拠点として栄えてきた都市です。
陸路
2014年4月に定期運行が開始された「中欧班列(武漢)」は、新疆ウイグル自治区の阿拉山口(アラシャンコウ)を経由し、武漢市と欧州間をおおむね15~17日で運行する
海上貿易
武漢市(武漢新港)と日本(神戸港、大阪港、名古屋港)を結ぶ直航コンテナ船の運航が運用されています。
結論:
2月に都市活動が止まっています。それを2月15日から取り戻そうとしていましたが、2月28日の都市封鎖で、急速に活動量を落としています。
衛星画像、衛星データでも明確にその結果が出ています。
夜間光 概要
まずは、武漢の活動量を夜間光により測定します。
実は、2019年から上昇(つまり活動活発化)しています。
(1)武漢 年間物流量
Baseline 2015 - 2019 年 つまりコロナ渦が発生する前
基本的に、物流量(つまり武漢=中国本土の主要拠点 物流量)としては、コロナ前と比較しても少ないです。
2021年は、おおむね2019年までと同様の活動量でした(活動ピークのずれはあります)。
ですが、2022年は、2月1日から15日まで封鎖同様に抑えられており、2月15日以降、取り戻そうとしてして、2月28日封鎖が活動を抑えられた様子がうかがえます。
上海の分析
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