ロシアによるウクライナ侵略 ロシア国力限界を主要港 衛星データから解析する(2022/06/21)
2/24のウクライナ戦争開戦後、欧米および日本は、ロシアに対し経済制裁を課しています。その結果どうなっているのか、具体的には、いつ、
ロシアは国力限界点を迎えるのか、ロシア主要港
サンクトペテルブルグの状況を衛星データから検証します。
結論:
モスクワ以外の都市、今回のようなサンクトペテルブルグでも、
6月から経済の落ち込みが顕在化しています。
衛星画像、衛星データでも明確にその結果が出ています。
ここでは、衛星データの分析をします。
衛星画像は、下記
(1)年間物流量 概要
そこで、ロシアの中心港であるサンクトペテルブルグの年間物流量を衛星データ(NO2)から測定します。
2/24のウクライナ戦争開戦後からでも、密貿易でも海外からの輸入は増えていないことがわかります。
(密貿易でも(密貿易では当然)活動に伴う大気汚染は起きるので、検知できます)
(2)サービスセクター活動
サービスセクターのサービス とは、「消費者、企業、または政府がお金を支払う行為」のことです。要は、戦争以外のサンクトペテルブルグの都市生活部分が6月から、目立って悪くなっています。
2/24から見ると、コロナ渦と比較しても景気が悪化していたのが、上昇しだしたので、計画通り3月前半までに終了できれば、ロシア全土で、
ぷーちん支持が増えた(はず)です。
そして、戦争は泥沼、6月以降の景気は悪化。
世の中思うようには、いかないですね…….
(3)工業活動量
例年:Baseline 2015 - 2019 年 つまりコロナ渦が発生する前とした、
工業活動量です。サンクトペテルブルグは港ですので、この場合、貿易とそれに関する活動(船からの荷物を内陸に運ぶなど)になります。
2021年12月には戦争準備しているのですが、以外にも大きな変動はありません。(大きな変動がある!と予想を立てて検証してますが)
2/24のウクライナ戦争開戦後からでも、海外からの輸入は増えていないことから増えるはずがないです。
(4)結論:都市としての活動量
昨年(2021年)と比較しても、都市の活動量は増えていないことが
分かるはずです。貿易が制裁されているので、増えるはずがないです。
詳しい説明は下記
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