ロシア敗北状況 -ロシアによるウクライナ侵略 プリゴジンの乱を解析する(2023/06/26) -
ロシアが国家として活動停止(2022/12/25)し、ウクライナ反抗が開始されました。6月24日に発生したプリゴジンの乱の背景を、ウクライナ・ドニプロ川のダム破壊(06/20)以降から衛星画像データで解析しました。
ロシアは2022/12/25 に国力限界点を迎えたことの説明
結論:
ドニエプル川上流の渇水地域からロシア軍渡河せず。
ワグネル、モスクワへ向かうも、途中徹底。
ワグネル創業者、プリゴジン氏の消息不明。
全体地図:
(1)ドニエプル川
ザポリージャ(上流、ウクライナ) → 渇水(赤)
ヘルソン(下流、ロシア占領地域) → 洪水(青)
6/19(爆破 16日後)の状況
(2)6/24日、ロシア軍の状況
再活性化 青が活性化地域、赤が非活性化地域。
ロシア軍の主要補給基地であるロストフ・ナ・ヌー、再活性化
→ 北上と予測しました。
(3)6/24日、ロシア軍の状況
ワグネル、南部の司令部占拠 ロ軍ヘリが南西部で部隊攻撃。ロストフ・ナ・ヌー 占領
ワグネル部隊をロシア軍が攻撃。ワグネル部隊は24日、首都モスクワに向けて北上。
※モスクワ~ロストフ・ナ・ヌー 間は、ロシア軍の主要補給路です。
(4)6/24日、ロシア軍の状況
ワグネル、モスクワへの進軍停止
結論:
ロシア軍の北上までは予測できていました。(北上=半渡)
しかし、モスクワへ北上し、なぜか途中で放り出す、までは予測できませんでした。これは、ワグネル内でもモスクワ少なくとも途中のコゼリスクまでいかないとだめなことは明確なのに、なぜかヴォロネシで引き換えす??
謎です。
(4)コゼリスクまでいかないとだめな理由
ロシア中部カルーガ州コゼリスクに駐留する戦略ロケット軍の連隊を視察した。
追記:開戦前予測
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければサポートよろしくお願いします。いただいたサポートは、日中韓とアメリカのリアルタイム感情分析を進めるために使わせていただきます