ADHDやギャンブル依存症に見られる「遅延報酬障害」についてまとめた。

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今すぐ20万円を貰うか、3年後に80万円を貰うか、どちらかを選んでください!

さて、あなたはどちらを選ぶでしょうか。

額面を見れば、明らかに3年後に80万円を貰う方が利益が高いはずです。

しかし、目先の利益に我慢できず、前者を選んでしまう人がいます。3年も我慢できない!!

そういった思考回路で日常を送ってしまうことを「遅延報酬障害」といいます。

ADHDのような衝動性を持つ人や、ギャンブル依存症の人に多く見られる心理状態だと言われています。

遅延報酬障害の人は、コツコツ楽しむこと、コツコツお金を貯めることが苦手です。そのため、すぐに快楽や報酬が得られる強い刺激に反応してしまいます。

そして一度、強い刺激があることを知ってしまうと依存症になってしまいます。その筆頭が「ギャンブル依存症」なのです。

残念ながら、完治するのは難しいとされています。
しかし、思考を変えることで徐々に軽減することはできます。

そのうちの1つが、「目的本位で生きる」こと。
コツコツお金を貯められないのは、お金を貯める目的がないからです。

ただ漠然と「お金が欲しい」と思っているから、目先の美味しい物に釣られてしまう。

コツコツお金を貯めた先に楽しいことが待っている、そんな経験を積み重ねることで軽減していくそうです。

とはいえ、簡単にできる話ではありません。
周囲の人や医療機関の協力も不可欠でしょう。1人で悩まず、誰かに相談することが必要です。

まとめ
①長期的な大きな利益よりも、目先の小さな利益を優先してしまう症状を「遅延報酬障害」という。
②すぐに快楽が得られる「強い刺激」に依存してしまう
③目的本位で生きることで、長期的な大きな利益を求められるようにしていきたい。

まあ、こんな障害があろうがなかろうが、生きてるだけで偉いです。ありのままの自分を認めることから始めたいですね!

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