価値観は、どうやって作られるのか。
八木仁平さんの「やりたいこと」の見つけ方でも、Stephen R. Coveyの「7つの習慣」でも、自分の価値観に従うことが自分の人生を導くということに触れています。
常に、中心に自分の価値観(例えば、常に誠実である!など)を置いて、それに従えば、いろんな選択肢が出てきたとき、何かうまくいかないことがあったときに立ち返ることができ、正しい判断ができるというものです。
確かに、私は、今まで様々なことを経験し、感じてきて、私の価値観は、こうなんだなというのが、見いだせて言語化することができました。
ちなみに、私の価値観は、調和/仲間/変化/自律 という言葉に表すことができ、この言葉を導き出す過程では、自分が今までどんなことに不満があった、自分の考えに影響を与えている経験などを思い起こしながら言葉にしていきました。
ただ、こどもに関して考えると、これから、彼らの考えに影響を与えていく経験を重ね、価値観が形成されていくわけで、
「自分の人生これなんだ!」とは言えないんじゃないかと。
であれば、その、ほやほやの価値観は、どうやって形成されていくのか気になりますよね。
こどもの価値観は、まず、親の影響を受けます。これを「家族価値観」とアドラー心理学で呼んでいます。影響の仕方は、親の価値観に従順する場合と、反面教師になる場合があるそう。
いずれにせよ、親の価値観を押し付けたり、Too muchな助言は、こどもが自ら考え、決断していく経験を奪い、大人になっても誰かにたより、自分の価値観を見いだせない人になってしまうそうです。
(教育評論家の石田勝紀氏は東洋経済オンライン)
子どもを追いつめる、親たちの「願望と正論」 | ぐんぐん伸びる子は何が違うのか? | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)
それは大変です。自ら考え、主体的に動いていかないと、人生の主役にはなれません!!
私自身、自分は、異文化交流や、新しい世界に入っていくことにワクワクし、楽しめるため、こどもには広い視野を持つため、よかれと思って、娘に海外の学校を勧めたりしています。
学校説明会の後、素敵だったよねーと感想を言うと、
娘10歳は、興味なし。。。まあね、でも私は別に行きたくない。と。
今、彼女は、家が好きで、地元が好きで、それが居心地がよくて幸せだそう。
なんと!私の子がそうなの?!と衝撃を受けました。
その日、私は、こどもが全然違う考えを持つ個人であることを強く認識することができました。
こどもたちの価値観を、自分の価値観と比較するのではなく、
あくまで、こども目線で、こどもの良い点、大切にしていることにフォーカスすることが、価値観をはぐくむことに繋がるそうです。
ずっとコーチングですね。子育ては。
親の意見、価値観、経験はあくまで参考。
考えるのはこども、実行するのもこどもです。
今回も読んでくださりありがとうございました。
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