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はじめましての自己紹介 〜タティングレースのお話〜
タティングレース講師・作家として大阪を中心に活動しているフッタリーテッタリーといいます。
レンタルルームでお教室を開催したり、カルチャースクールで講座を担当したり、インターネットショップでタティングレースの雑貨やアクセサリーなどを製作販売したり。
好きなことが仕事になりました。
このnoteを始めたきっかけは、フッタリーテッタリーの活動の中で、たまに長文で残しておけるご案内ページや思い出ページなどがあったらいいのにな、と思うことがあり、
日記のように定期的に続けることはできないけど、noteならそんなマイペースな感じでもいいのかも、という気がしてその名の通りノートのように使うつもりで始めてみました。
そんな私が仕事にすることになった『タティングレース』ってどんなものなのか、ちょこっとだけここに書いてみたいと思います。
1. タティングレースってなに?
今や本当にいろんな種類のハンドメイド・手芸がある中で、ここ数年でふつふつと知名度が上がってきたのがこのタティングレース 。
一目一目結び目を連ねていく手法で編まれた手編みのレースです。
中世ヨーロッパで流行したこのレースは、発祥場所は諸説ありますが、今では世界各地に広がり、機械化されないまま人から人へと受け継がれています。
結びのレース、ということから『編む』ではなく『結う』とお話しされる方もいますね。
私はレッスンなどでレクチャーするときに言い回しがわかりづらくなるので『編む』と言うことに統一しています。
2. どんなふうに作るの?
“シャトル”という舟形の道具を使って、糸同士を行ったり来たりさせながら編んでいきます。
立体的な動きしながら、右手と左手が違う動きをしながら進んでいきますので、とっても脳トレになり集中力が高まります。
たくさんの手芸を嗜まれてきた方も、初めての手芸がタティングレースなんですとおっしゃる方も、不思議と初日はどなたも同じスタートになりますが、難しいことができたときの達成感は本当に格別です。
3. タティングレースに出会って良かったこと
シャトルと糸さえ持っていれば、いつでもどこでも編むことのできるこのレース。
普段からカバンにそっと忍ばせています。
カフェで一息つきながら。少し長距離の電車の移動中。旅行先でいつもと違う景色を見ながら。
おもむろに取り出してタティングをしていると、お隣に座った見ず知らずの方の熱い視線を感じ、そこからお話に花が咲いたり、素敵な出会いをもたらしてくれるのです。
悲しいことがあったときにも、淡々とタティングをすることで、なんだかフッと気持ちが和らいでいきます。
なかなか一気には編み進めないもどかしいところも、そんな大事な時間を届けてくれるような気がしています。
手芸店で一冊の本に一目惚れをし、趣味から始まり、趣味の延長でこじんまりとお教室を開講し、気づけばこのタティングレースで生活をしている。
私の生活を豊かなものにしてくれたタティングとの出会いは、本当にかけがえのないもの。
タティングレースと皆さまの出会いの架け橋になることができるよう、これからも活動していきたいと思います。