共働きの生活水準を記録する
普通の人です。
以前の記事で、紙の家計簿をつけていることをお伝えしました。
生活費の折半と、いくらぐらいかかるかを把握するために2015年から家計簿をつけ始めました。
(それまでは適当なノートに書き込みをしていました。表紙に名前を書いていたりお見せできない見た目のため省略しています。)
過去の家計簿を見返してみると、生活費の支出がどのように変化したかが見えてきたので今回は共働きの支出の推移を整理しました。
前提として、これから出てくる数字はすべての支出のうち、生活費に限定しています。
※夫婦の生活費の費目についてはこちらの記事に記載しています。
7年間で1か月の生活費総額は約15万円から26万円に
自分でもちょっとびっくりしましたが、支出が結構増えていました。見返すと、マンションを購入し猫を迎えたあたりで支出がぐっと増えていることがわかりました。直近では家族も増えました。増える要素しかなさそうです。
7年間で11万円分支出が増えたことがわかったので、内訳を整理していきます。
住宅関連費用は約3万円増
原因はもちろんマンション購入です。それまで1LDKに住んでいたのですが、2LDKの住まいになり、家賃から住宅ローンへ支出が変わりました。管理費や修繕費なども発生するので費用が増えるのも納得です。
猫を飼う費用で約1万円増
猫を迎えた最初の年は、去勢手術や飼育グッズを揃えるための初期費用がかかり約2~3万円増えていましたが、翌年以降はペット保険代、ご飯代、ワクチン接種代、ノミダニ予防代、猫砂・おもちゃ代として約1万円が毎月の平均的な支出でした。子猫時代はしょっちゅうおなかを壊していたので病院代もそれなりにかかっていましたが、最近は年1回のワクチン接種で訪れる程度です。
水光熱費が約1.5万円増
子供が生まれたタイミングでアンペアを30A⇒40Aに切り替えたこと、電気代等の値上がりが原因です。月平均で1万円ちょいだった時代もありましたが、ここ1年ほどは水光熱費が2万円で収まる月はなかったと思います。
水道代は、子供が生まれると使用量が増えるのはあるあるらしいです。倍近く請求が増えた月に、水道局の方から漏水していないか心配する電話をもらいました。ちゃんと確認しているんですね。
食費や日用品が約3万円増
食費は子供が増えた分、支出も増加しています。特にミルクのころは2500円のミルク缶が4日でなくなっていくので凄いな、と思った記憶があります。食材の産地や添加物なども確認する機会が増えたことと値上がりの影響もあるかと思います。
日用品については、引っ越しの時に家具家電など大きな支出があったのでそれに引っ張られている気がします。体感的には買うものや使うもののグレードは大きく上げていないです。育児グッズ等は別途計算しています。
子供関連で約2.5万円増
出産費用・子供の食費以外の費用が該当します。保育園代も積み立てていた口座から支払っているので厳密には今回の生活費の対象からは除いています。
育児グッズや洋服、絵本やおもちゃ、おむつ、などなどです。使わないベビーグッズなどは夫がフリマアプリで売ったりしているので若干費用回収はしていますが、一度支払った金額としてこのぐらいかかっていました。おさがりなどはほとんどなく、新たに購入しています。
逆に減ったもの:旅行、外食
我が家は毎年必ず旅行に行こう!毎週末は外食しよう!という定例化した習慣はありませんが、コロナ前はふらっと外で食べる、がそれなりにあった気がします。子供が生まれたのも大きいですが、外食はほとんどしなくなりました。旅行にいたっては新婚旅行が最後かもしれません。
このあたりはもともと支出が少ないのであまり影響がなかったです。外食は食費に含めているので相殺されています。
支出は増えているけど豪華になったわけではない
まとめとして正しいかは微妙ですが、支出が増えたから生活が豪華になるとか、そういう意味としての生活水準はほとんど変化ないというのが正直な感想です。
とはいえ、家族が住める広さの住まい、子供と猫に囲まれ、成長を見守る環境は以前はなかったので「生活水準の構成要素が増えた」のだと思います。そこには上も下もないので自分の過去と比べてもあまり意味がないように思いました。
なんでしょう…家族構成は変わらないけど同じマンション内の最上階に引っ越しました!みたいな変化があったら生活水準あげた自覚が持てそうだな、と思いました。