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コーヒーが冷めるまでの数分間


朝の小さな楽しみは一杯のコーヒー

朝のコーヒーを飲む時間って、私にとってちょっと特別なんです。
まだ家の中が静かで、窓から差し込む光がほんのり柔らかい時帯間。そんな時に、湯気が立つカップを手に持って、ほっと一息つくのが何より好きなんです。

デザイナーという仕事柄、ずっと一つの画面を集中して頭を使う時間が多いから、この数分間だけはちょっと頭を休ませるチャンスって感じなんです。でも、正直言うと、コーヒーが冷めるまでって少し長いんですよね。だからその間、ぼんやりと考え事をしたり、ただ湯気が立ちのぼるのを眺めたりしています。

冷めるまでに、最近の楽しみを思いだす

今日はふと、『最近の楽しかったこと』を思い出してみました。
例えば、仕事帰りにふらっと寄ったカフェで出会ったドーナツ。あのふわっふわの食感がたまらなくて、幸せな気持ちになりました。それから、新しく買ったお気に入りのペンでラフスケッチを描いていた時のあのワクワク感。どちらも特別大きな出来事じゃないけれど、『ああ、いい時間だったな』って心に残る瞬間なんですよね。

デザインの仕事って

デザインの仕事も、ちょっと似てるかもしれません。大きなプロジェクトを進める達成感もいいけれど、細かい部分を調整している時の方が、案外楽しい瞬間が多かったりします。『これ、しっくりくるかも』って思えるあの感じ、好きなんですよね。多分、それって『じっくり向き合う時間』があるからこそ生まれるのかな、なんてふと考えてみたり。

待つ時間は自分に戻る時間

だから最近は、コーヒーが冷めるこの時間を『ただ待つ時間』じゃなくて、『自分に戻る時間』にしてみようかなと思っています。スマホを横に置いて、湯気を眺めながら頭を空っぽにする――そんな小さな練習みたいな感じで。

みなさんは、こういう『ホッとする時間』って、どんなふうに過ごしていますか?もしかしたら、そんな何気ないひとときが、忙しい毎日にちょっとしたゆとりをくれるのかもしれませんね。


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