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バボのキママな日 #3

『姉ちゃんの話。』

どうやら相方は今後記事を3日限定公開にするらしい。
僕はタイトル通りキママにしていく予定なので、削除するかどうかもキママに決めることにする
かよチュー方式である。

さて、昨日の記事でちらっと書いたが、僕には姉ちゃんがいる。
5歳も歳が離れているので小さい頃からそれはもう猫可愛がりされてきた。
今日はそんな姉ちゃんについて書こうと思う。

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僕と姉ちゃんはめちゃくちゃ似ていないけどドチャクソ似ている。

何が似ていないか、それは外見。
何が似ているか、それは中身。

僕の外見はどちらかと云うとオカン似だ。
でも姉ちゃんはオトンにそっくりだ。
(此れを云うとなぜか姉ちゃんだけじゃなくてオトンもたまに怒る。同族嫌悪とはまさに此のことである。言い換えれば目くそ鼻くそを笑うだ。少し云い過ぎた。別に反省はしていない。なぜなら本心だからだ。)

でも僕と姉ちゃんの中身はとても似ている。
似ていると云うか僕が姉ちゃんから結構影響を受けたと思っている。

姉ちゃんは昔からドの付くオタクだ。
オタクがヲタクって書かれていた様な時代からオタクだ。
でも何オタクかと云われると非常に答えづらい。
小説、漫画、ゲーム、ラノベ、アニメ、フィギュア、etc...
姉ちゃんが好きなものを挙げていけばキリがない。
『ウチ、雑食やねん。』
そんな姉ちゃんの幻聴が耳元で聞こえそうになるくらいオタクだ。

でも姉ちゃんがオタクなことを嫌に思ったことは一度もない。
寧ろ姉ちゃんがオタクだったからこそ今の自分がある気もする。(此れは少し云い過ぎた。あんまり褒めると喜んで面倒臭い。そして何故か姉ちゃんを褒めるとオトンの機嫌が悪くなる。全く愉快な家庭である。)

姉ちゃんから勝手に教わったことの1つは何を好きでも別に恥ずかしくないと云うことだ。
姉ちゃんの部屋は好きな物で溢れかえった魔窟と化しており、そのあまりの本や物の多さに床が抜けるのではないかとオカンが心配し出したレベルだ。
でも好きなものに囲まれた姉ちゃんはいつも幸せそうだった。

そんな姉ちゃんのおかげで僕は中高時代、漫画や小説をほとんど自分で買わずに済んだ。何故なら姉ちゃんの部屋を漫画喫茶がわりに使っていたからだ。
しかも品揃え(笑)も大変充実していて、
例えば漫画なら手塚治虫藤子・F・不二雄と云った超名作家の作品から
天体戦士サンレッドよんでますよ、アザゼルさん。なんかまで幅広く置いていた。
中には多分弟には絶対に見つかって欲しくなかったであろう、
"あんまり薄くない薄い本"もあったりした。(勝手に見て姉ちゃんごめん。10年越しに謝ります。)

そしてさらに云うと僕が文章を書くのが好きな理由も完全に姉ちゃんの影響だ。
姉ちゃんは字が書ける様になったくらいから物書きを目指している根っからの文筆家で、僕が小学生の頃には自作の小説を僕に読ませてくれたりしていた。(A6サイズのノートに手書きでびっしりと書かれていて、なんなら作者のあとがきまである芸の細かさだった。しかも確か全5巻。完全にアホである。[褒め言葉])

そんな姉ちゃんと育ったからか何かを作ったりクリエイティブなことをするのが、フツウでとても楽しいと小さい頃から感じられた。
自分の曲を作るのに抵抗感がなかったのもきっと姉ちゃんに創作の面白さを教わったからだと思う。

好きなものを好きと云えることは素晴らしい。
何が好きでも恥ずかしがる必要なんかないはずだからだ。
好きなものがあるだけでそれは素晴らしいことなのだから。
別にワインの知識がある人と任天堂の知識がある人に差なんてないと僕は信じている。
好きなものは好き。それでいい。
見栄を張って好きでもないものを好きと云い張る方が絶対にダサい。

今日もなんかいい感じに締めれた気になったのでこの辺で。

今日もフツウキママに訪れてくれてありがとうございます。
ニューヨークは寒いです、皆さんも風邪など気をつけて。

<バボ>

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