バボのキママな日 #71 『得意不得意向き不向き。』
『エンターテイメントの適正価格』と云うタイトルでnoteを書こうと思ったのだが、すごく長くなりそう&もっと時間をかけたくなったのでゆっくりと書くことにする。僕は日本語で論文を書いたことがないので綺麗なストラクチャーで書けるかが不安だけれど良い機会なので頑張って書きたい。てか論文て云うてもた。論文なんてたいそれたものにはならないかもしれないが、それでも何らかのステートメントを出せれば良い。
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これ以外にも書きたいテーマがいくつかある。『文明と文化の違いとは。』や『運の本質。』と云ったタイトルが僕のiPhoneのメモには転がっている。どちらもキママに書くには程遠い内容だ。しっかりと長い記事も書きたい。でもふんわりとした柔い記事も書きたい。だから結局キママな日でいいのかもしれない。
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僕は高校の時に一応理系だった。別に理系科目が得意だったからではない。理系か文系かで云えば自分は理系だと思ったからそちらを選んだだけだ。でも最近になって文系を選んでいてもよかったなぁと思い始めた。最近の自分の興味が哲学や心理学、歴史などいわゆる文系的な学問の方に偏っていると気付いたからだ。数学や物理学の話を聞くのは好きだが自分で勉強するのはてんで苦手である。エフェクターを自作するギタリストがいたりするが大変に羨ましい。僕は自分で回路を組み立ててどやこやみたいなことができる気がしない。この間友達が働いているNational Museum of Mathmaticsに遊びに行ったのだが簡単な幾何学の展示を楽しむので精一杯だった。理系学問を楽しめる素養はあると思うが探求する才能はきっとない。エンジニアなどのゴリゴリに理系の友達のことを素直に尊敬できる。自分ができないことをできる人はカッコいい。
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自分ができないことをできる人をカッコいいと思えることは大切だと思う。人間誰だって得意不得意があるから要らぬ劣等感をつまらぬところで感じる必要はない。10代の頃は"なんでもできる完璧超人になりたい"みたいに思っていた節もあったが今は全くそうは思わない。ある程度いろんなことができることに越したことはないけれど器用貧乏になっても仕方がない。自分ができないことはできる人にしてもらった方が何倍もいい。そして自分は自分ができることをやればいい。上や下を見ても仕方がない。自分のことをしっかりと見極めることがもっと大切なはずだ。
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例えば、僕は引くほど絵が下手だ。だからルサンチメンのヴィジュアルは全て相方に任せている。相方は絵が上手だからだ。僕が口を出すことはほとんどなく個人的な好みを伝えるだけだ。こう云う関係性が一番楽だしわかりやすい。自分のことをよく知っている自分のできないことができる人と自分が創りたい何かを創る。そう云ったことがすごく楽しい。だから自分が何ができて何ができないかを知ることが大切だと思う。ソクラテス的な考え、無知の知ってやつだ。
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だから自分ができると思うことには自身を持ってできると云えるようにならなければいけない。それが何かをまず見極めてそれを人に自身を持って伝えられるように。自信がなくなったり不安になったりするのはきっとそこが不安定だからだ。無駄な努力をしないように、自分ができることをしっかりとする。自分らしさはそうやってきっと培われていく。
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今日もフツウキママに訪れてくれてありがとうございます。
【今日のいいニュース】
ふらっと立ち寄ったギター屋さんがすごくいい店だった。
<バボ>
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