バボのキママな日 #79 『飲み会と映画と収録とセッション。』
週末は大変に色々なことがあった。まずは金曜日にまたまた灘校の先輩にご飯へ誘っていただいた。前回の同窓会でお世話になったサッカー部の先輩と、駐在でいらっしゃている先輩二方と僕と計四人でご飯を食べた。先輩たちの仕事の話はやっぱり僕の住む世界とは全然違うもので此処では詳しく書けないような内容ばかりだけれども大変に興味深かった。また此のブログを先輩が読んでくださっているらしくて嬉しかった。やっぱり誰かに読まれているからこそ公のブログを書く意味がある。仕事の話以外は健康の話題も多くて、まだ大丈夫とは思うけど痛風がめちゃくちゃ怖くなった。血的には痛風家系なので父親に幼少の頃から散々脅されてきたのだけれどいざ20台も後半に差し掛かる年齢なのでリアルさが増してきて怖い。まさに此の曲の気分だ。
そして土曜日には朝から最近知り合ったギタリストの自宅に行ってセッションをしてきた。ブルーズとかファンクを中心に色々と弾いていて気づけば2時間ほどあっという間に経っていた。彼からインプロの際に気をつけていることや色々な音楽を教えてもらった。彼のペダルボードも貸してもらったので新しい音色ですごく楽しかった。やっぱり何処かのタイミングで足元を一新したい。音に関して最近はVer1.00からVer1.20にアップデートしていっていた感覚だったのだけれど、やっぱりVer2.00に一気にあげたい気がしてきた。もっと露骨に音のレベルアップをしないといけない。
あと前回の記事にちらっと書いたけれどバンドでPodcastの収録にも行ってきた。すごく若いホストなのに信念を持ってローカルのアートシーンを盛り上げようとしていた。収録の後も話が止まらずその後結局みんなでご飯を食べに行った。アートの話やイベントオーガナイズの話、色々なことを話した。そしてやっぱり何か起爆剤になるようなシーンの発生が必要だと感じた。アーティストが散在している状況は悪くないけれど何か中心に在るべきものがないとまとまらない。
あと僕がよく書くIFC Centerで『Hail Satan?』も観てきた。(これだけ色々していたから週末にブログを書けなかった自分を許してあげよう。)
率直な感想は『やっぱりアメリカもキリスト教文化が根強く存在しているんだなぁ。』と云うことだ。多様性を重んじる国、真の意味での自由を主張する権利のある国、そう云った意見を包括するキャパシティを持つ国、それがアメリカなのだけれども、何処かでやはり、白対黒と云うか一元的と云うか、まだまだ国家として改良の余地が多くあるなとも思った。此の映画もサタニズム=悪魔崇拝と云うよりはサタニズム=アンチキリスト教と云った定義で話が進み(と云うかそう云ったサタニズムも在って、その一団体に密着していると云った方が適切)、キリスト教ありきでのサタニズムと云った感じだった。少し疑問が多く残る作品でも在った。例えばその他の悪魔教についての話は少なくて、ラディカルな活動や思想を持っている団体も少なからずはあるはずなのにほとんどノータッチだった。あと代表の人がとても興味深い人間であるにも関わらず彼のバックボーンを掘り下げたりしなかったあたりも個人的には残念だった。団体よりもむしろもう少し彼のことを知りたいと思った。ドキュメンタリーらしく色々な映像をモンタージュのように編集している構成は僕が好きなタイプなので作品としては楽しめた。ただ手放しに与えられた情報を鵜呑みにしてはいけないなとも思った。これをきっかけに新興宗教に改めて興味を持ったのでまた色々と見たり読んだりしてみたい。
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今日もフツウキママに訪れてくれてありがとうございます。
【今日のいいニュース】
一年ぶりにくらいに合う人とスタジオに入ってくる。
<バボ>
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