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バボのキママな日 #4 『パンクと云えば中島らも。』

今日から#◯の隣にタイトルをつけることにした。
此れで後で読み直す時に#◯が何の話かすぐにわかる気がする。
たいへんに便利だ。

昨日は姉ちゃんの話を書いた。そしたら直ぐに姉ちゃんから連絡が来た。

弟へ
『薄くない薄い本』ってたぶん、本棚にしまってあったドチャクソに分厚い●●本のことだと思うんですが、あれは同人誌ではないので『薄い本』ではありません。かしこ。

なるほど。
つまりあれは『薄くない薄い本』ではなくて『ただの分厚い本』だった訳だ。
あと、●●に入る言葉はご想像にお任せいたします。
姉ちゃんは"我がバイブル"って呼んでたからきっと聖書です。
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昨日は"好きなものは好き。それでいい。"って言葉で締めた。
だから今日は好きなものの話をする。
僕の好きなパンクについてだ。

パンクと聞くと
"安全ピンをピアスがわりにつけ、ぼろぼろのTシャツにダメージジーンズを履いた緑色のモヒカンをしている人間"を想像する人もいるかもしれない。
それも勿論パンクだが、僕の中でのパンクの定義は中島らも先輩だ。

中島らも先輩と呼ぶのにはきちんとした理由がある。
それは彼も灘校出身だからだ。
そして更に僕は2010年に、彼の七回忌のイベントである『中島らも七回忌回顧展〜神戸らもてん』に当時していたバンドで演奏で参加した過去もある。(その時の思い出もまた書き起こしたい。)
これだけ?って云わないで欲しい。日本人ってだけでマー君の知り合いみたいな顔をするニューヨーカーよりはよっぽどマシだ。

そんな彼の発言の1つにこんなものがある。

ロックっていうのは、1つの精神状態だと思うんですよ。だから、フォークなロックンローラーも、パンクな八百屋もいる。(なれずもの/文庫ぎんが堂)より

パンクは一種の精神状態
此の言葉は僕にとって衝撃だった。
何故なら此の言葉のおかげで頭の中のかゆみの1つがとれたからだ。
パンクな八百屋、確かに納得できる。
僕はパンクな塾講師も知っているし、メタルな鉄道オタクも知っている。
見かけがフツウの人の方がヤバいこともあるのはこう云うことか。

だから僕の中でのパンクって云う音楽はパンクな精神状態の人間が鳴らしている音楽のことなのだ。
めちゃくちゃパンクなシンガーソングライターだっている。
めちゃくちゃパンクなラッパーだっている。
めちゃくちゃパンクなクラシックピアニストだってきっといる。
僕はあのパンク状態特有の頭がめちゃくちゃに沸騰する感じが好きなのだ。
わからない人には"こいつ気でも狂ったのか?"と思われるかもしれないが、そうじゃない。
体の内側から湧き上がる初期衝動を抑えきれないあの感覚のことだ。
あの状態が僕の中でのパンクと云う精神状態。
初期衝動を大事にするStyle

だから僕はパンクが好きだ。
難しい理由の要らない、
カッコいい!やってみたい!面白そう!
と云ったあの初期衝動に突き動かされる感覚、パンクな気持ちをいつまで経っても忘れたくない。

そして御察しの通り僕は中島らもも好きだ。
何故なら彼は僕にとってめちゃくちゃパンクな先輩だからだ。
僕もらもさんくらい自由に生きたい。勿論逮捕は勘弁だけど。


今日もフツウキママに訪れてくれてありがとうございます。
4日目の更新なので三日坊主は逃れました。

<バボ>

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