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日本が見習ったほうが良いヨーロッパのライフスタイル
日本とヨーロッパの生活スタイルを比べてみると、明らかに「これ、日本もこうだったらいいのに!」と思う点がいくつかあります。今日はその中でも特に強く感じた3つのポイントについてお話しします。
1. 家の作りの違い
まず最初に挙げたいのは、アパートの作りです。日本のアパートって、正直、金儲けのためだけに設計されているように感じませんか?いかに安く、そして多くの部屋を詰め込むか、そればかり考えられているような作り。狭い上にチープで、天井も低い。僕は身長170cmなんですが、東京でいくつかアパートに住んだとき、どの家でも頭が天井すれすれでした。
一方で、ヨーロッパのアパートはまるで別世界。天井が高く、素材も質が良くて、遮音性や断熱性も抜群。さらにはキッチンが広くて使いやすく、デザインもおしゃれです。色の使い方や外観の美しさも、日本とは比べ物にならない。日本のアパートは、平均的な家賃でもその作りの差にがっかりすることが多いですが、ヨーロッパでは「住む空間」としてのクオリティが圧倒的に高いんです。
2. 英語力の重要性
次に、日本がもっと見習うべき点として挙げたいのが、英語力。僕はこれまで15カ国以上を旅してきましたが、日本の英語力は圧倒的に最下位だと思います。
たとえば、ヨーロッパでは「英語話せないんです」と言う人でも、実際には日常会話くらいはこなせたりします。それに比べて日本人の多くは、本当に英語を話せない人が大半。海外でよく見る「自信がなくて英語を話さない」タイプではなく、文字通り英語が通じないケースがほとんどです。
英語が話せないということは、日本市場でしかビジネスができないということ。それはつまり、世界で戦えないことを意味します。日本がこのまま世界経済から取り残される原因の一つには、間違いなくこの英語力の低さが関係していると感じます。
3. 騒音と環境音の違い
そして最後に、騒音の問題です。日本は、外から聞こえてくる音が残念な国だと思います。季節ごとに最悪な音が盛りだくさん。たとえば、夏のセミ、冬の石油販売の車の音、廃品回収車の音楽、車やバイクのエンジン音。また、ぼくの住んでいる地域では、〇翼や暴〇族、さらには政〇家の方々でさえ、週末になるといつも元気に騒音を奏でています。これらが日常的に鳴り響いている状況、世界的に見ても異常だと思いませんか?
一方で、ヨーロッパの街では癒される環境音ばかりが聞こえます。朝は鳥の控えめなさえずり、日中はカフェやレストランから漏れ聞こえる穏やかな話し声、そして夜には教会の鐘の音。水辺の近くに住んでいれば、川のせせらぎやカモメの鳴き声も聞こえてくる。騒音と環境音はまったく別物であり、日本もこの点で学ぶべきところがたくさんあると思います。
4. 番外編:災害と花粉症
最後に、どうしようもない点を一つだけ。日本は災害の多さが圧倒的です。地震、火山、洪水…どれも避けることができません。さらに、春先や秋の花粉問題も深刻です。ほとんどの日本人が花粉症を抱え、薬やマスクが欠かせない状態。この状況を「仕方がない」と諦めている現状も、海外から見ればかなり不思議なものだと思います。
終わりに
日本には素晴らしい文化や習慣がたくさんありますが、ヨーロッパから学ぶべき点も多いのは事実です。家の作り、英語力、そして騒音への意識など、小さな改善からでも少しずつ取り入れられれば、もっと住みやすい国になるのではないでしょうか。
ぜひ、皆さんもヨーロッパのライフスタイルに目を向けてみてください!