124日目-育てるにあたっての指針
妻は胎動を感じているようだが、私が確認しようと触ると動かない、
を繰り返す。タイミングが合わない。
仕事帰りの電車の中で子に何を身につけさせたいかをつらつらと考える。
・挑戦する勇気
・没頭する集中力
・それを支える丈夫な肉体とメンタルヘルス
・基本的な挨拶
これがインストールできれば、
あとはその子なりに人生を切り開いていけるのじゃないだろうか。
未知の世界へ飛び込む勇気。
これが備わって欲しい。
自分の人生を振り返ると、
勇気がなくて掴みそこねた可能性がたくさんあるなと思う。
勇気は育てられるのか?
ある程度はできるのじゃないかと思っている。
肯定してあげ、小さな成功体験を重ねることで育っていく気がする。
うちの親はどちらかというと否定から入る人たちだった。
自分を直接否定する事はほぼなかったが、
テレビの内容から日常に起こるいろいろな事への感想が
否定気味のものが多かった。
「こんなのたいしたことない」「そこまでじゃない」「まあまあだな」
的な感じの。
思春期は親のそういうスタンスが嫌だった。
ちなみに両親はどちらも好きだ。
飯を食わせてくれ大学まで出してもらった。
それだけでもう頭が上がらないし。
母なき今、父(とは喧嘩も多いが)には穏やかに過ごしてもらいたい。
でも、自分の自尊心の高くなさ(低いとまで言いきって良いかわからない)は、親のこういうところから来ている部分もあるのじゃないかと
思う時がある。
小さい頃の明確な肯定の言葉と成功体験が重要じゃないのだろうか。
あとは、
・論理的な思考
・数学的素養
・柔軟な発想
なども欲しいところだが、
自分にないものを要求はできない。
音楽や映画・美術に興味を持ってくれたらうれしい。
落語を勧め合ったりできたら楽しそう。