【練習】大阪でのスタイル変更が奏功したGK檜山昇吾「チームでのプレーがあるから、ここに来れている」
[2.1 親善試合 日本 2-1 タイ バンコクアリーナ]
フットサルは、サッカーほど体格が問われるスポーツではない。それでも、GKに関しては、どうしても大きい選手が有利となる。2018/2019シーズンの開幕前に、バサジィ大分からシュライカー大阪に加入した183センチのGK檜山昇吾は、小柄な選手も少なくないフットサル界では貴重な存在だ。
大阪では選手たちが比較的、前からボールを奪いに行く守備を実践している。そうすると、フィールドプレーヤー(FP)は前目にポジションをとることになり、GKの前には大きなスペースが生まれる。そのエリアをカバーすることが求められてくるが、大柄な選手というのは、そうしたプレーを不得手にしていることが少なくない。
檜山も当初、新しいスタイルに順応するのに苦労した。それでもGK柿原聡一郎との定位置争いに勝ち、レギュラーポジションを獲得。昨年末には、ブルーノ監督によって日本代表のトレーニングキャンプにも招集された。
“前にも出られる大型GK”。大阪移籍後、そんな選手へと変貌していった男は、「チームでのプレーがあるから、ここに来れていると思いますし、それをベースにしているぶん、やりやすい」と、代表デビュー戦を振り返り、手応えを口にした。
FutsalXでは、引き続き、国内各地での取材や日本代表戦の海外取材なども続けていきたいと思っています。今後、事業を継続、さらに拡大していくうえでは、資金が不可欠です。いただいたサポートは、取材経費や新たなコンテンツ作りなどに使用させていただきます。ぜひ、ご支援ください。