【大学選手権】都大会2連覇を逃した慶應大 四戸紀秀監督「夏に4年生を日本一にさせるのが一つの目標でした」
[6.2 第15回大学選手権 東京都決勝 多摩大 5-4 慶應大 SUBARU総合]
第15回大学選手権の東京と決勝は死闘となった。前回大会の準決勝で敗れ、全国大会出場が途切れた多摩大がリベンジに燃えるなか、東京都王者の慶應大も悲願の全国初優勝に向けてここで負けるわけにはいかなかった。
多摩大がリードしては、慶應大が追いつくという展開が続き、勝負は3-3のまま延長戦へもつれこんだ。その延長で慶應の守備にミスが生じてしまう。痛恨のオウンゴールでリードを許した慶應大は、さらに1点を加えられてしまった。
延長後半にはパワープレーから1点を返したものの、同点に追いつくことはできず。前年度の全国大会準優勝チームは、東京都大会の決勝で姿を消すことに。
4年生にとっては、これが最後の大学選手権。今年の4年生はソッカー部がフットサルを導入した年に入部してきた生徒たちであり、なかには4年にわたってサッカーとフットサルを両立してきた選手もいた。
彼らと日本一になることを、本気で目指してきた四戸紀秀監督の目には、光るものも見られた。
以下、多摩大戦後の四戸紀秀監督のコメント
――粘り強い慶應大のフットサルを最後まで見せたのですが、あと一歩及びませんでしたね。
四戸 ミスが出ましたね。
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