【大学選手権】延長で2ゴールに絡んだ多摩大FP安井嶺芽 「どっちが勝ってもおかしくなかった」
[6.2 第15回大学選手権 東京都決勝 多摩大 5-4 慶應大 SUBARU総合]
第15回大学選手権 東京都決勝、多摩大は後半6分にキャプテンのFP南雲颯太が決定機阻止により一発退場となり、苦しい展開を強いられた。それでも、常に慶應義塾大からリードを奪ったものの前後半の40分では決着をつけることができず、3-3で延長戦に突入する。
その延長戦で大きな仕事をやってのけたのが、FP安井嶺芽だった。
まずは延長開始早々に、相手に対してプレッシングをかけ、オウンゴールを誘発。さらに延長前半53秒には最終的に決勝ゴールとなる得点を決め、チームを2年ぶりの関東大会出場に導いた。
安井にとって、この大学選手権での慶應大との一戦はリベンジマッチだった。昨年の大学選手権東京都大会準決勝、多摩大は慶應大に敗れたのだが、その際に決勝点に絡むミスをしてしまったのが、他ならぬ彼だったからだ。
昨年、自身が閉ざしてしまった関東大会への扉を、今年は自分の手で開いた安井は、試合後に「昨年は決勝点をあげてしまったのですが、今年は逆に取りました」と、笑顔を見せた。
以下、慶應大戦後のFP安井嶺芽のコメント
――大仕事をしましたね。
安井 まぁ、決勝点だけ取っておきました(笑)。
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