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【F1】第1クール首位でも名古屋フエンテス監督に油断なし「2クール目、よりシビアに対戦相手を見て戦わないといけない」

[7.27 F1第11節 立川・府中 1-6 名古屋 立川立飛]
 名古屋オーシャンズは昨シーズン限りでペドロ・コスタ監督が退任し、今季からはフエンテス監督が指揮を執っている。第3節のバサジィ大分戦で3-5の敗戦を喫したが、その他の試合は全勝、定位置である首位で第1クールを終えている。

 守備が固いうえに、ゴールを奪うことができる。大分戦こそ5失点を喫したものの、その他の試合では、すべて2失点以内に抑えている。第1クールの11試合で喫した総失点は17。これは大分の15に次ぎ、リーグで2番目に少ない数字だ。

 一方、得点数に目を移せば、リーグ最多の76得点を挙げている。こちらは総得点数2位の大分の49を大きく引き離す数字となっている。

 Fリーグ・ディビジョン1の全クラブと一度ずつ対戦を終え、フエンテス監督は、日本のフットサルにどのような印象をもったのか。そしてオーシャンカップを制し、Fリーグでも首位を快走する4冠を目指すチームにとって、最も難しいタイトルとなり得るAFCフットサルクラブ選手権に向けての戦い方もうかがった。

 また、記者会見に同席したキャプテンのFP星龍太は、「2周目、3周目は、もっと良くなると思います。ディフェンスであったり、オフェンスであったり、すべての面で違いを出せると思います」と、チームの完成度がさらに高まることを予告した。

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