【オーシャン杯】トルエーラ柏の棄権について Fリーグ渡邊眞人総務主事「地域リーグやエンジョイ大会ではありませんトップリーグのクラブ運営が求められる」
Fリーグは14日にオーシャンカップの開幕日を迎えた。その当日の朝8時、リーグとトルエーラ柏から、柏が棄権することが発表された。
20クラブで行うはずの大会が、19クラブで開催される。これだけでも十分に異常だが、その発表がさらに当日だったことに大きな疑問を感じた。ただでさえ、今回のオーシャンカップの1次ラウンドは平日開催であり、観客を集めるのが難しい状況だ。それなのに、なんとか会場に足を運んでくれたファンを裏切る形になるのではないか。数日前に発表していれば、そうしたファンの徒労はなかったのではないか。
第1試合のキックオフ前に、渡邊眞人総務主事に話を聞いていたところ、会場にいるメディア全体に向けて話をした方がいいということになり、急遽、囲み取材が行われることとなった。
渡邊 柏の棄権の件でお問い合わせをいただいたのでお答えしますが、リリースの通り、登録に不備がありました。簡単に言いますと、手続き上、柏の選手たちは登録されていません。そのため昨日、最終的に決断しました。他のチームはきちんと手続きを踏んで、登録が終わっているにも関わらず、昨日の18時の段階で不備があり、登録が最終承認されていないので、今日の大会には出られません。前代未聞ですが、それを黙って見過ごしたり、片目をつぶって出場を許可するわけにはいかないので、最終的な決断として“棄権”とせざるを得なくなりました。
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