【AFC U-20選手権】2年間の成長が問われるイラク戦へ 鈴木隆二監督「状況に合わせたイニシアティブを握れるように」
AFC U-20フットサル選手権は17日に決勝ラウンド進出8カ国を集め、記者会見を行った。
そのなかで前回大会の決勝トーナメント1回戦で日本を破り、準優勝まで勝ち上がったイラク代監督は、「前回大会のチームとは経験値が違います。前回大会に出ていた世代は、アジアでの経験しかありませんでした。しかし、今大会のチームはアルゼンチンで開催されたユースオリンピックでの経験があり、そのあとのクロアチアで開催された国際大会にも出場しています」と、経験値が上がっていることを強調した。
イラク戦が簡単なゲームにならないことは間違いない。グループステージでタジキスタン、ベトナムと対戦するという前回大会と似通った戦いを繰り広げ、その時には勝てなかった試合もものにしてきたチームは、U-20日本代表史上初のベスト4進出を達成できるか。
2年前に辛酸をなめさせられたイラク戦を前に「リベンジの絶好の機会」と闘志を燃やした鈴木隆二監督に、会見後、話を聞いた。
以下、鈴木隆二監督の囲み取材
――いよいよイラク戦です。監督としても非常に意識する相手ではありませんか?
鈴木 モンゴルでの東アジア予選が終わった後、次の本大会のグループステージ、そして決勝トーナメントに上がった時にどこと対戦するかを見た時に、タジキスタン、ベトナム、そして決勝トーナメント1回戦がインドネシア、またはイラクと戦うというところで、ほぼ前回と同じ対戦相手に勝っていかないと自分たちの目的、目標を達成できないんだなというのを見て、非常に身の引き締まる思いでした。また非常に大きなチャレンジであり、絶対に乗り越えなければいけないものだと、グループリーグと決勝トーナメントで対戦する可能性のある国の組み合わせを見て、すごく強く感じました。絶対にそれを乗り越える強い覚悟、決意を持ったのは事実です。
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