【タイ遠征2023 速報①】フットサル日本女子代表初戦を8-0で快勝!
レポート・写真:PANNA FUTSAL・海野 伸明
フットサル日本女子代表が5年ぶりに国際大会に出場したのはNSDF WOMEN’S FUTSAL CHAMPIONSHIP2023。NSDFとは(National Sports Devolpment Fund(国家スポーツ基金)の略語であり、タイは今年33億円の予算を計上している。男子のフットサル日本代表も今年3月に同大会へ出場しており、準優勝の結果を残している。
会場はナコーンラーチャーシマーにあるTerminal21 Hallで開催。タイでは大型ショッピングセンターの多目的ホールがスポーツの会場になる事が多く、同地期のコラートモールでは女子のバレーボールの国際大会が開催されていた。この大会はベンチ入りメンバー16名まで可能となっており、遠征メンバー全員がベンチ登録された。
気になる先発セットは?
初戦の相手はインドネシア代表。現在男子のフットサル日本代表コーチの高橋健介氏が率いたAFC女子フットサル選手権2018タイではベスト8の結果を残しているチーム。試合前に“カウンターに注意”という指示を与えたフットサル日本女子代表須賀監督。先発はGKに1番井上ねね選手、8番宮原ゆかり選手、11番筏井りさ選手、14番松本直美選手、15番伊藤果穂選手の5名。フィールドプレイヤーは日本女子リーグ3連覇中の浦安セット。
インドネシア相手に日本は果敢にプレスをかける。このプレスを脅威に感じたインドネシアは定位置攻撃の構築段階で苦戦。球際でのボールの奪い合いでも日本は優位に立つ。
タイ遠征のファーストゴールは?
先制点は日本。1stピリオド1分59秒、14番松本選手の左足シュートがポストに当たって跳ね返ったボールを巧みなボールコントロールから17番筏井選手が押し込む。
更に日本は2ndセットに3番江口未珂選手、4番四井沙樹選手、7番追野沙羅選手、9番江川涼選手を投入。すると自陣からのカウンター発動で7番追野選手が持ち上がり3対2の局面を作ると左サイドへ展開。
3番江口選手からワンタッチで折り返したボールにファーで9番江川選手が押し込み2-0とする。3セット目には5番伊藤沙世選手、13番高尾茜利選手、10番愛城安奈選手、18番山川里佳子選手を投入。左サイドのキックインからのピヴォ当てからのお年を5番伊藤選手が押し込み3-0とリードを広げる。
たまらずタイムアウトで修正を図りたいインドネシアに対して、更に日本が襲いかかる。14分55秒には左サイドのコーナーキックから見事なセットプレーで9番江川選手がこの日2連目のゴール。更に畳みかける日本は右サイドのキックインからピヴォ当ての落としに4番四井選手がシュート。DFに当たってわずかにコースが変わるが、3番江口選手がワンタッチで押し込み5-0としてハーフタイムを迎える。
"元丸岡"コンビ、山川&高尾のゴールも
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