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リーグ優勝を手繰り寄せた、同点ゴール・斉下 遼音、逆転ゴール・中田 凪咲選手インタビュー

割引あり

2024年12月15日(日)、セーレン・ドリームアリーナ(福井県)で行われた、日本女子フットサルリーグ2024-2025 ファイナルシーズン 上位リーグ、最終節、フウガドールすみだレディース vs SWHレディース西宮戦後のインタビューです!

取材・文:フットサルタイムズ・北谷 仁治
表紙写真:勝又 寛晃氏
文中写真:北谷 仁治

◆ 試合結果はこちら:https://w-fleague.jp/score/result.html?gid=95289

――一言ずつリーグ優勝の感想をお願いします!

SWHレディース西宮40. 斉下 遼音選手「自分自身もFリーグ4年目なんですけど、初めて優勝したので、すごい嬉しいです」

SWHレディース西宮①中田 凪咲選手「自分もリーグ2年目、フットサル転向2年目で、こんな貴重な経験できて、優勝できて本当に嬉しいです」

――試合の感想を聞かせてください。特に前半はかなりタフなゲーム展開だったと思いますが、そのあたりを含めていかがだったでしょう?

SWHレディース西宮40. 斉下 遼音選手「優勝するというのは簡単じゃないなというのを身に染みて感じた試合でした。
前半は2点先取したところから逆転されて、差をつけられてみたいなところは苦しいところではあったんですけど・・・。
ハーフタイムでも、『自分たちならできる』『声かけもっとやろう』という声かけがあったから、前向きに後半に望めて、逆転できたのかなと思います」

SWHレディース西宮①中田 凪咲選手「自分は途中からの出場だったんですけど、とりあえず自分にできることを精一杯やろうと思ってピッチに入って、みんなが頑張って点を取り返してくれて、自分はしっかり守って攻撃にも参加していこうという、そういう意図があったので、結果的に得点することができて、それを守りきって勝てて、よかったなと思います」

――途中から入るとき、何か監督やメンバーから言われた言葉とかはありますか?

SWHレディース西宮①中田 凪咲選手「とりあえず思い切ってやってこいと背中を押してもらいました」

――お二人の得点で同点と決勝ゴールになりました。まず同点ゴールから。めちゃくちゃうまいループだったと思うんですけど・・・。だいぶ見えていた感じでしたか?

SWHレディース西宮40. 斉下 遼音選手「そうですね。フリーキックで間に入っていって、『背負え』みたいな指示はあったんですけど、その先は網城さんの判断だとか、中に当てて、周りを動かしてくれたので、中がすごい空いたので、受けた時には前を向けていて、その時はコース見えたなっていうところで、流し込むだけっていう感じでした」

――キーパーの動きとかも見えていた?

SWHレディース西宮40. 斉下 遼音選手「キーパーの動きまでは見えなかったんですけど、相手とキーパーの間のゴールまでの道が見えたという感じです」

――網城さんの名前が出てきましたけど、高尾選手からも良いパスがどんどん入ってくる印象があったんですが・・・?

SWHレディース西宮40. 斉下 遼音選手「そうですね。自分の仕事は前でボールを収めることなので、できるだけ前でボールを要求して収めてみたいところが、今日の試合も監督から求められていたところなので、それが比較的できたかなというところがあったので、良かったかなと思います」

――パスの出し手だけじゃなくて、斉下さんのもらい方の上手さもあると思うんですけど・・・、何かコツみたいなのはありますか?

SWHレディース西宮40. 斉下 遼音選手「そうですね。自分はそんなにもらい方が上手いっていうよりは、体が強いので、相手の前で張るとか、そっち側なんですけど・・・。
それこそ今日は相手が結構『前取り』してきたのもあったので、背後から逆に動いてみるとか、自分が落ちることでフィクソを引き出して、逆側の裏を開けてみたりというのも意識してやってました」

――中田選手。逆転ゴールのシーンですけど?

SWHレディース西宮①中田 凪咲選手「はい。あれはタッチして、自分がそこから繋ごうかなっていう風に一度思ったんですけど・・・。
相手が下がって、自分のキックからチャンスになっていたところもあったので、キックの調子も良かったので、とりあえずゴールめがけてっていう・・・」

――確認したいんですけど、あれはシュートで良かったんですか?

SWHレディース西宮①中田 凪咲選手「そうですね(笑)。ゴールに向かって打ってたんで、シュートで」

――だいぶあの点で、気持ち的にチームも楽になったんじゃないかなと思うんですけど・・・?

SWHレディース西宮40. 斉下 遼音選手「そうですね。フィールドが決めるっていうよりも、キーパー決めたのが初?」

SWHレディース西宮①中田 凪咲選手「初めてです。自分自身初ゴールで」

SWHレディース西宮40. 斉下 遼音選手「今シーズンもキーパー初だったので。なのでチームが盛り上がったなと。普通にフィールドが決めるよりはというところがあったと思います」

――決めた瞬間はいかがでしたか?

SWHレディース西宮①中田 凪咲選手「ちゃんと見えてなかったんですけど・・・」

――喜んでいるのでわかった感じですか?

SWHレディース西宮①中田 凪咲選手「はい。みんなが来てくれて。
そこでちゃんと実感したって感じですね」

――サッカーでも得点経験ってあるんですか?

SWHレディース西宮①中田 凪咲選手「ないです」

――フットサルの練習で決めたりとかは?

SWHレディース西宮①中田 凪咲選手「練習は一度、パワープレー返しを決めただけで。練習でもあんなゴールはなかったです。初めてでした」

――そんなにゴール意識したり、シュート意識したりしてプレーすること
はまだ少ない?

SWHレディース西宮①中田 凪咲選手「でも今シーズンは自分のロングキックの特徴をみんなが活かして、みんなが前に走ってくれるので、ゴールに狙ってっていうのは意識してたんで、あれが入って良かったなと思います。嬉しかったです」

――優勝できたポイントを教えてください。何が良かった、何が強みだった、など、今年SWHが優勝できたポイントはどこだったと思われますか?

SWHレディース西宮40. 斉下 遼音選手「私が結構みんなと話してたのは、
プラスの意味で、目立っている人がいないっていう。
誰かがめっちゃ点決めるとか、誰かがすごい試合で目立つとかじゃなくて。今日とかもいろんな人が決めたり、結構全試合でいろんな人得点したりだとか、本当に全員の力がどんどん上がってきた結果かなっていうのはすごい感じるシーズンではありましたね」

――ありがとうございます。中田選手はどうでしょう?

SWHレディース西宮①中田 凪咲選手「コミュニケーションが結構多いなって、今シーズン感じていて。
自分も2年目ですし。いっぱいわからないこととかも聞くし、みんなで聞き合って、共有し合って意図を合わせるというか。
コミュニケーションは多かったなっていう風に思います」

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