間で受けた選手が『前を向く』重要性を教えてくれる、上村 充哉選手の好プレー。湘南戦、立川・府中の1点目を独自に徹底解説#3
※写真はこの試合のものではありません。あしからず。
2021年3月14日(日)、駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で行われた、Fリーグ2020-2021 ディビジョン1、湘南ベルマーレ×立川・府中アスレティックFC戦から、湘南の『前プレ』を、『クアトロ』から崩した、立川・府中の1点目を、独自解説させていただきます。
ちなみに『独自に徹底解説』シリーズは3本目です。過去2本は以下からどうぞ。
⑦内田 隼太選手の『楔のパス』から始まり、41歳ながら『裏への抜け出し』と『長い距離を走った』⑩完山 徹一選手が生んだゴール(公式記録はオウンゴール)ですが、この得点、個人的に最も評価したいのは⑧上村 充哉選手のプレーです!
内田選手が『抜けず』に『降りた』。2つの理由を状況から推測してみた
立川・府中の自陣の左キックインから。キッカーの⑦内田選手は、右サイドの⑩完山選手に預けてのリスタート。
まず、内田選手は前に抜けず、後ろに戻って、⑩完山選手の『サポート』に入る選択を取ります。
中には『何が何でも前に抜けていく』選手も居ますが・・・(^^; この場面は『キックイン』からのリスタートということもあり、1. 内田選手はマーカーと距離があった、2. 同サイドの味方選手とも距離があったので前後で『入れ替わる』までには時間がかかる、という2点から、A. 抜けて行って前後で入れ替わるよりも、B. 抜けずに自分がサポートに寄る、方が『ベター』な選択だったと思います。
受けた⑩完山選手はアウトサイドパスで、⑦内田選手に戻して『裏を取りに』行きます。『アウトサイド』のパスは『パス&ゴー』もしやすくて良いですね!
上村選手のポジショニングが『絶妙』な3つの理由
『前』に当てれるのを見て『ダイレクト』で『くさびのパス』を入れた⑦内田選手も素晴らしいですが、その状況をつくった⑧上村選手が素晴らしい。
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