日本、第2戦のモンゴル戦を無失点、15ゴールの大勝。本石がハットトリック。原田 快も2ゴール!AFCフットサルアジアカップ2022東地区予選 フォトレポート②
2022年5月19日(木)、マレーシアのKompleks Sukan Shah Alamで、AFCフットサルアジアカップ2022東地区予選、日本の2戦目はモンゴル。
初戦の香港戦は、11-2の大勝ながら、立ち上がりの失点と、後半にも第2PKから失点を許し、課題も残した日本だったが、
4戦全勝での予選突破、初戦も大勝が予想されるフットサル日本代表であったが、この日は、モンゴルに1失点も許さず。ゴールを重ね続けた。
先制は、4分に、吉川 智貴。
右コーナーから、アルトゥールが加藤に下げ、『アイソレーション』で加藤が右サイドで1対1を仕掛けてから、左のヴィニシウスに展開。ヴィニシウスが逆サイドまで流れたアルトゥールの居る縦へ。
そこから、アルトゥールと入れ替わるようにして、空いたゴール前のスペースに入った吉川にダイレクトパスが通り、吉川もがら空きとなっていたゴールにダイレクトに流し込んだ。
4人が連動した美しいオープニングゴールだった。
6分、2点目もセットプレーから。左コーナーをニアに下げるシンプルな形からであったが、加藤が押し出すトラップ(コントロールオリンタード)で、ディフェンダーをかわすキレが光った。
8分、3点目はこの日ハットトリックを決める本石 猛裕の1点目。
上村 充哉が中央から左サイドに預け、右サイドに開くと見せてボールに寄って受けたリターンのタイミングに合わせて、素早く降りた本石に対し、相手ディフェンダーは遅れていながら、無理にインターセプトを狙ってしまう。
裏で受けた本石は少し姿勢を崩されながらも立て直して、左足でネットを揺らし、3-0。
11分には、金澤 空が平田ネトアントニオマサノリへのピヴォ当て。平田が反転しての折り返しにファーに詰めた金澤がゴールに流し込んで、4-0。
直後にも左コーナーからのロビングをアルトゥールが得意のダイレクトボレーで決めて、5-0。
14分には吉川がヘディングでゴール前につないだボールを、毛利 元亮が力強くゴールまで持って行って、6ー0。
前半だけで6点のリードを奪い、守っても、2試合連続先発のクロモトを中心にモンゴルの攻撃をシャットアウトした。
後半に入り、24分には、父親(原田 健司)もフットサル日本代表だった、17歳の原田 快に嬉しい代表初ゴールが生まれる。
本石 猛裕が中央から右サイドへ、大きくディフェンスの裏を取って流れたところで縦パスを受け、足裏でスクラッチしながらキープをして反転。
そこからマイナス気味にやわらかいパスを流すと、そこに走り込んだ原田が左足を振り抜いた。シュートは空いてキーパーに阻まれたかと思えたが・・・勢いが勝ったか、ゴールに転がった。
直後も右サイドの原田から、左前に流したパスが相手ディフェンダーのオウンゴールを誘う形で追加点。日本のリードは8点に。
26分にも毛利 元亮が左サイドコーナー付近から、後方に戻るようなトラップでディフェンスをかわし、中央に切り込みつつ反転シュートを叩き込んで、9-0。
30分には左サイドのキックインから、加藤のブロックの背中のスペースに流したボールをヴィニシウスが左足グラウンダーで決めて、10-0。
33分は、再び本石 猛裕が、右サイドで受け、細かいボールタッチでディフェンダーを翻弄するように中へ切り込みつつ、豪快な反転シュートを決め、11-0。
35分には、上村 充哉がペナルティエリア内の金澤に当てたリターンを左足ダイレクトで、ゴールネットを揺らし、12-0。
同分、右サイドからのシュートパスが相手ディフェンダーにあたり、ゴールへ収まって、13-0。
モンゴルがパワープレーに出たが、本石 猛裕がパワープレー返しを決め、初戦のヴィニシウスに続くハットトリック達成で、14-0。
最後は、40分に、再び原田 快が、相手パワープレーのボールを"猛チェイス"。奪ったボールを左足で無人のゴールに蹴り込んだ。
日本は後半出場のキーパー高見も無失点。
日本×モンゴル戦、チャイニーズ・タイペイ×香港戦で香港が敗れたため、2勝を挙げている日本と韓国がアジアカップ本大会進出が早くも決定。
フットサル日本代表は、翌日、2022年5月20日(金)、日本と同じ2連勝をしているフットサル韓国代表と、グループリーグ首位をかけて戦う。
写真:勝又 寛晃
文:北谷 仁治
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