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アルコ神戸⑲若林 エリ、リーグ戦ラストマッチ後の言葉

割引あり

どんな想いで、最終戦に挑んだ?

フットサルタイムズ・北谷「アルコ神戸のリーグ優勝が無くなった状態での試合となりましたが、リーグ最終戦、どんな気持ちで挑まれましたか?」

アルコ神戸⑲若林エリ選手「そうですね。自分が最後ということもあって、
チームのマインドとしては『勝ってしっかり終わりましょう』というところが全てだったかなと思ってます。

結果は伴わなかったですけども、自分たちは主力のフィクソを」2枚欠いた中で、どうやって戦っていくかとていうのを、本当に試行錯誤しながら、
その中で選手たちが本当よく頑張ったなと思いますし・・・

やれることを最大限やったつもりではいますけど・・・、まだまだそこのクオリティとか質のところで、やっぱりまだまだ日本のトップレベルの選手たちには及ばないのかな、という風に痛感したかなって感じですね」

今日のプレーを振り返って・・・

フットサルタイムズ・北谷「セットプレーでのワンプレーと、パワープレーでの出場だったと思いますが、今日のプレーをご自身で振り返ってどんな印象ですか?」

アルコ神戸⑲若林エリ選手「浦安さんはたぶん、自分がパープレーとか、セットプレーで出てくるのを嫌だと思ってるので・・・。

そこで何回も自分はやっぱりゴール決めてきましたし、チャンス
も作ってきたつもりなので。相手にとったら脅威になる存在ではあったかなと思います。

その中では一点も取れなかったというのは、やっぱりまだクオリティが低かったりとか、メンタリティのところで、だまだ若い選手たちが、もっともっと自信持ってできるように。自分がもっと行かなければいけなかったなっていう・・・。

今シーズン全然来て来てなくて申し訳ないんですけど・・・」

山川選手と一緒に出ていたのは?

フットサルタイムズ・北谷「山川選手とセットプレーの時に出てた理由は?相性が良い?」

アルコ神戸⑲若林エリ選手「あれは相性とかそういうことではなく・・・

本来は伊藤が、セットプレーのとこに入ってくる予定だったんですけど・・・

代表(合宿)で怪我してしまったので・・・。

じゃあ何しようかなっていった時に、やはり得点王も関わっていました
し、シュート力というとこであれば、山川選手もいい仕事をしているので、そういっところで彼女を選んで・・・

というか、セットプレーのセットがあるので、そこでメンバーに選んで、
一週間ぐらい練習したやつを披露したという感じではあるんですけど・・・」

リーグ最終戦直後にこみ上げてきた感情は?

フットサルタイムズ・北谷「最後の試合が残念ながら敗戦になりましたけども・・・。試合の直後、こみ上げてきた感情は何でしたか?」

アルコ神戸⑲若林エリ選手「全日(全日本選手権)がまだあるっていうのがあって・・・。

そこもあるので、まだ最後っていう・・・、本当の最後だなっていう実感はないんですけど。

皆さんが足を運んでくださって、やっぱり福井まで来てくださって、応援してくださって。

自分の親もそうですし、神戸のサポートの人だったりとか、友達だったりとか、そういった人たちがこうやって遠方に来てくださって、本当にありがたいなっていう気持ちでいっぱいでした。

最後だなという風に、自分の中ではあまり実感が本当になくて。
もう一つ一つをこなしていって、一試合一試合を自分の中で戦っていくっていう連続を、今まで通りしてきたかなっていう風に思っているので。

何かこのラストの試合に特別な思いがあるかって言ったら、そうじゃなかったかなとは・・・。というかいつも通りにやって。

ただ選手たちにとっては、やっぱりそこがいい意味で、やる気になる一個の原動力になるっていう部分では、そういった意味も含めて、自分はシーズン前に引退を発表したつもりだったので。

そういったところでは選手たちの一致団結になる、一個の要素にはなったかなという風に思います」

思い出に残っている試合は?

フットサルタイムズ・北谷「まだ全日本が残っていますが、リーグ戦で言うと、振り返って思い出に残っている試合はありますか?」

アルコ神戸⑲若林エリ選手「いやもう初戦の浦安戦ですかね。

やっぱり勝ったっていう・・・、久しぶりに浦安に勝てたというところもそうですし・・・

自分はフットサルを引退した後に、指導者の道に行くとは思うんですけど。その中で今も加藤 正美監督と一緒に、自分もコーチという立場を与えていただいて。

浦安戦に臨む準備・・・、今回もそうですけど、に限っては本当にすごく準備をしてきて。毎日寝不足になるぐらい準備をして望んで。

なんていうか、選手としてというよりは指導者としての面白さを実感したというか。

スカウティングして、うまくいったらこんな面白いんだなっていう風に思った試合だった、というのもあったり・・・。

あとは若い選手たち、山川も含むんですけど・・・
あの浦安に対してガツガツとアルコのプレーをしてくれたことで。

より、なんか、引退の年で良かったなっていう風に思うスタートだったなという・・・。

そういう風に思うので、自分にとっては今シーズンでいうと、そこがベストだったかなと思います。

次はそうですね・・・。やっぱり加藤監督が帰ってきた時に、『一緒にやりやって欲しい』という風に言っていただいてた部分も、やっぱり自分の中ではすごく嬉しかったですし・・・

その中で自分がわがままを言って、今年一年だけ選手をやらせてもらいながら、『選手兼コーチとていう形で携わらせて欲しい』という風にわがままを聞いてもらったんですけど・・・

そういったところもあったので、自分もB級ライセンスもこのシーズン中に取りに行って。一試合出れなかったりとかもしましたし。

加藤監督も今A級を取りに行ってるので、ホームゲームにA級(講習)がかぶってしまってて行けなかったんですけど。

その時に自分が指揮させていただいた時に、やっぱり指導者って面白いなっていう風には思いましたし、自分は監督という・・・何ていうんですかね、キャラじゃないというか。

そこまで緻密じゃないですし、大雑把なので・・・」

フットサルタイムズ・北谷「どちらかというと、モチベーターであり、リーダーシップで引っ張るようなタイプ?」

アルコ神戸⑲若林エリ選手「そうそうそう。だからやっぱり、コーチという役柄がすごく合ってるのかなって、自分の中で分析した時に。

やっぱり加藤監督を支えて、一緒にまた日本一になりたい、という風に思います」

監督と試合前、談笑していたが・・・

フットサルタイムズ・北谷「その加藤監督と、試合前、笑顔で談笑していたと思いますが、どんな話をされたか、覚えていますか?」

アルコ神戸⑲若林エリ選手「どうやって戦うかというのは、決まってるというか、前日の夜には基本的にはミーティングをして、結構夜遅くまでミーティングして、明日の試合二人でどうやって挑むかというシミュレーションしながら、二人で喋って、挑んでるので、ある程度は準備はできてるんですけど・・・

例えばメンバー表が来た時に、相手のファーストが誰々だよね?じゃあどこをどうする?このまま行こう、この作戦で行こうか、こっちの作戦でいくかというのは、しゃべったりとかしてましたし・・・

あとは実際は優勝(チーム)は決まってしまったので、もうやるしかないというか、楽しむしかないし

やっぱり来てくださってるお客さんが楽しいという試合をやっぱしなきゃいけないよね、という風には思ってて、いくら優勝がないといえ、そこで来てくれてるお客さんが面白くなかったら意味ないので。そういったところを話したかなと思います」

胴上げの感想は?

フットサルタイムズ・北谷「試合後、両チームのメンバーでの胴上げがありました。どんな気持ちでしたか?」

アルコ神戸⑲若林エリ選手「浦安の選手って、やっぱさすがだなっていうの
が、浦安の選手の方がパワーがあったのと・・・

やっぱり(アルコは)ああいう時に、こうはっちゃけられないのがまだまだだなっていうか・・・

若い選手も多いですし。率先してやろうぜとならへんところがまだまだだな・・・と思いつつも・・・

やっぱりああやって対戦相手、長年プレーオフを戦ったりとか、ずっと切磋琢磨してきたチームの方々にああしてもらえて、本当に感謝というか、ありがたいなと思いましたし、本当にシーズン前に引退発表してよかったなと・・・

たぶん今まで女子でああいう風にしてもらった人って、いないと思うんですよ。やっぱりアルコの選手たちにもそうなって欲しいいうか、それが全てではないですけど、どの人たちからも愛されて、応援してもらえるような選手になってほしいなという思いもあったので。

本当になんかそれも見せれたというか、示せたというか、すごく自分がやってきてよかったなと思う瞬間でした。

日本一、タイトルを取れる位置・・・、手はかけてると思うんですけど、じゃあ何が足りないのかっていうのは、やっぱりこの全日本までの二ヶ月間、また切磋琢磨してやるしかないかなというところですかね」

※以降、若林選手の写真を21枚、掲載しています。

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