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ワールドカップ決勝で2ゴール!ポルトガル⑪パニー選手の『世界一』を手繰り寄せた『インサイドボレー』を独自に徹底解説#13

FIFAフットサルワールドカップ リトアニア2021 決勝、ポルトガル×アルゼンチン。決勝ゴールとなった、ポルトガルのコーナーキックからの⑪パニー選手のゴールを振り返ってみます。

『独自に徹底解説』シリーズの12弾目です。前回の記事はコチラです。良かったら、合わせてチェックしてみてください!

ポルトガルの初期配置。シューター⑪パニーはどこに居た?

ポルトガルの右コーナーキック。キッカーは⑩リカルジーニョ。

※動画の2分10秒からのシーンです。

ボールサイド後方には③トマス・パソ、ゴール前に⑥ジッキー。

シューターとなった⑪パニーは最初、ニア寄り、③トマス・パスの後方に位置していた。

アルゼンチンの対応。守備の『ズレ』はどこかは始まった?

最初の段階でのアルゼンチンのマークはゴール前⑥ジッキーに⑧バシーレ、③トマス・パソに⑥コルソ、⑪パニーに③クラウディノがついている。

最初はボールに対し、「2ー1-1」「Y字」になっているので、『ゾーンディフェンス』で、アルゼンチン③クラウディノがニアの2枚、③トマス・パソと⑪パニーの両方を見ているようにもみえるが、、、

その後のポルトガルの動きに対し、中央に居た⑥コルソが③トマス・パソに、(リカルジーニョがボールを出す瞬間には)ニアに3枚並ぶところまで寄っていること、リカルジーニョが出したボールに対し間髪入れず③クラウディノが反応している2点から、アルゼンチンは『マンツーマン』で『役割分担』ができていたと見て取れます。

初期配置からのポルトガルの攻撃を予測してみた

ポルトガルの初期配置で言えば、ニアの後方に下げて、③トマス・パソがブロックからスルー。後方から、ニアで、⑪パニーが合わせるという予測が立ち、アルゼンチン③クラウディノもそのイメージがあったはず。

ところが、ここから⑪パニーが少しずつポジショニングを変えて『ズレ』を生み出していました。

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