Fリーグ史上2人目の400試合出場の完山 徹一。自分の成長が観られなくなった時が辞める時。まだ技術の部分で負けることはない
2022年1月12日(水)のY.S.C.C.横浜戦で、Fリーグ通算400試合出場を達成した、立川・府中アスレティックFC⑩完山 徹一選手。
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史上2人目。偉大な記録を達成した完山選手に、2022年1月15日(土)、丸善インテックアリーナ大阪で開催されたFリーグ第22節 シュライカー大阪×立川・府中アスレティックFC戦の試合後、独占でインタビューさせていただきました。
コメントほぼ全文です!
『400試合出場』自身の感想・気持ちは?
―400試合出場おめでとうございます。凄い記録ですが、自身ではどういうお気持ちですか?
完山 徹一選手「正直そんなに変わりないというか・・・。
いつも試合に出ることしか考えてないので。その積み重ねというか。特に自分はその数字は意識したことないです。
やる限りは試合に出て、チームを勝たせて、それだけです。
周りが喜んでくれたり、その数字に注目・関心とか興味を持ってくれたら・・・、(そうして)注目してくれるだけで十分ですね」
どんな試合でも出たい気持ちがある。成長がもう見られないときが辞める時
―ではこの先何試合まで行きたいとか、水上選手の記録を超えたいとかもない?
そういうのはないです。
毎試合、やり続ける限りは、とにかく"どんな試合でも出たい"というのありますから。
当然その自分のプレーの質っていうんですかね、(プレーの質)とか成長がもう見られないなというときには、自分の中で、辞める時だと思うので。
自分ではまだ十分に通用すると思っていますし、まだ十分成長できると思ってます。それだけですかね」
想定外のことは無かった。結果が残念だった
―今日の試合は、振り返っていかがでしたでしょうか?
完山 徹一選手「そうですね。結構順位も競っていたので・・・。
3位に行くための重要な・・・、絶対に勝点3が必要な試合だったので・・・。
今終わった率直な感想だと、ゲームの流れ的には僕達の方が、まあフィフティフィフティな・・・、6:4ぐらいは押し込んでたんじゃないのかな・・・というところがあったんですが・・・
最後のパワープレーのところ・・・
あれで点差が開いちゃいました。結果6-2ですかね。
ただ最後のラスト3分ぐらいまで3対2のところで、パワープレーのチャンスもあったので・・・
そこで決めるか決めないかというのは・・・
結局そこで(点差が)開いたんですけど。
何か・・・特別何か、僕たちが準備してきたことを、相手の対策も含めて、かなりうまくいってたんじゃないかな・・・と思いますけど、結果残念でしたね」
フットサルでは最後、パワープレーのところが勝敗を分ける
―パワープレーの最後、2つの失点がもったいなかった感じもしますが?
完山 徹一選手「そうですね。そこで結局決まってしまってはいたので。
4点目が(残り)1分20秒ぐらいで入ったのかな?
そこから傷口広げちゃったっていう感じですかね。
ゲームの大枠で言うと悪くはなかったですが、またフットサルで最後のパワープレーのところは、当然、勝敗を決めるので・・・
結果のところは・・・結果は拾えなかったというところですかね」
―大阪がパワープレイの時もプレッシャーかけてきていましたが、そこに対しては中ではどういう話をしていましたか?
完山 徹一選手「当然かけてくるっていうのも想定してましたから。
ただうまくそれが表現できなかったというか・・・。
準備はしてました。なので何回かチャンスあったと思いますけど・・・。
その中で最初のそのチャンスはやっぱり決めないと。
相手に引っかかっちゃうのが出てくるというのがあったので、想定内というか、想定外のことは無かったので。
想定外だったのは、いつも出てくる高見くんが出てこなかったのだけはちょっと想定外だっただけで」
残り試合、全日本選手権に向けて
―この後、全日本選手権があると思いますが、全日本に向けて
完山 徹一選手「そうですね。
一応リーグ戦はまだ延期分が、YS(Y.S.C.C.横浜)との試合がどこであるか分からないので。とにかくそれに向けて。
当然あと一試合と、あと選手権という・・・
選手権は本当にまた違った大会で、重要な・・・日本で一番古い全国大会、日本一を決めるタイトルになると思うので。
今年、リーグ戦で悪い内容の試合っていうもの、ほとんど勝った時も1点差なんですけど
どっちに転んでもおかしくないところで、勝てなかったり、負けたりっていうのを・・・
もっとチームを安定させることも必要ですし。
安定の中から、もっと爆発的に、攻守においてやらなきゃいけないっていうのもありますので。
そこは本当に・・・しっかり常に言って・・・
タイトル争い・・・タイトル取れるように。
しっかり準備していく。ということだけですね」
全日本初出場は『府中』で。準決勝でマグを破り、決勝で大洋薬品/BANFFと対戦
―完山選手の全日本の初出場はどこのチームでしたか?
完山 徹一選手「府中です。Fリーグ前ですね。
府中の時に、だから、大洋薬品BANFFとやりました、決勝で。
その時ちょうど名古屋が大洋薬品BANFFとしてプロになって、翌年
Fリーグ、全国リーグができるという時の・・・
準決勝では今のマグですかね・・・とやってます。
延長戦で勝ちました」
―印象に残っている?
完山 徹一選手「その試合、もちろん覚えていますよ。
延長線、僕が第2PK蹴って勝ったんで」
まだ「技術で負けることは無い」「生き残りたいという気持ちがある」
―最初の方に「まだまだ自分で成長を感じれてる」というコメントがありました。今シーズン、自身の成長できた部分を何か一つ挙げていただけると?
完山 徹一選手「どんどん"若い"と言われてる選手がいますけど、その人たちと遜色ないとか、それ以上のフィジカルコンディションっていうか、まあコンディションですよね。
なので当然あの技術の部分で負けることは・・・
―無い?(笑)
完山 徹一選手「ないです。自信あります。それぐらいボール蹴ってきてますし。
ただ、当然、過信するとかそういうことじゃなくて。
そこは一つ、このFリーグの中で、しっかりプレーできているというのが、一つの大きなまあ自信になってるというか・・・。
今日も多分、見ている人がどう思っているかは知らないですけど。
そんなに情けないプレーしてないと思います。
―若い選手というのは、チーム内外両方?
完山 徹一選手「そうですね。
なんか各チームね・・・、辞める選手が結構いますし。
そういう"循環"というんですか・・・。
その中で自分は『まだ生き残りたい!』という気持ちがあるので。
そんな感じです」
―ありがとうございました
文・写真=北谷 仁治
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