1試合平均1点越え。11年連続2桁得点の『ストライカー』が教える『キーパーとの1対1』の『2つの選択肢』とは?Fリーグ第16節・シュライカー大阪戦後のペスカドーラ町田⑩クレパウジ・ヴィニシウス選手コメントほぼ全文
2021年11月28日(日)、熊取町総合体育館ひまわりドームで行われた、Fリーグ ディビジョン1 第16節、シュライカー大阪×ペスカドーラ町田戦、試合後のペスカドーラ町田⑩クレパウジ・ヴィニシウスインタビューです。
▼ 試合結果
シュライカー大阪の特徴と、今日の試合で求められていたコト
ー今日の試合を振り返って。
⑩クレパウジ・ヴィニシウス選手「大阪の試合はいつも難しくなる。チーム全体として、シュライカーは皆ハードワークしてるし、みんなすごくディフェンスで頑張ってるから。
結構スカウティングをしてくるチームなので、自分たちの動きを全部知っているから、本当に、いつもより別のことをしないといけない。
自分たちのゲームプランも、残り1分まで、最後の最後まで本当に
良いゲームプランだったけど。少しファウルコントロール(のミス)で、第2PKがあったから・・・。
それで失点してしまったけど、もっと、今日あったチャンス(をしっかり決めて)・・・1-0だけじゃなくて、2-0とか3-0とかまで行っていたら、相手のパワープレーが始まる時に、もっと安心できて良かったと思います。
でも良い試合だったと思います」
ファウルコントロールの重要性。フットサルでファウルを使うべきところ
―ファウルコントロールに関しては、5つ目などは相手陣内でもあったし、不要なファウルだった?
⑩クレパウジ・ヴィニシウス選手「まぁ、若いチームなので、そういうところもあります。
背中を向けているとか、危ないシーンじゃない時は・・・。
フットサルは5ファウルまでしかできないから。
本当に戦術のファウル。相手のゴールチャンスでファウルを使わないといけない。
相手が何もないところでファウルをしていたら、最後はファウルができなくなるから、そこは本当に気をつけないといけないと思います」
キーパーと1対1になったときの2つの選択肢
―得点のシーンを振り返ってください。カウンターで、2対1から、パスをもらったときはキーパーと1対1でした?
⑩クレパウジ・ヴィニシウス選手「檜山選手が大きいから。まずキーパーを動かして。近づかないように、斜めにトラップをして・・・。
ボール動かして、キーパーをしっかり動かさないといけない。
キーパーが動いてる間に蹴ると、キーパーは反応するのが難しいので。それで、点を決めることができた。
キーパーと1対1になるときは、距離を作って打つか、近づいてキーパーを動かすか。
選択肢を2つ持ってるから。
今回選んだのは、キーパーを動かして、キーパーが動いている間に
シュート打ったら難しいので。入って良かったです」
ピヴォからアラ、そしてフィクソへ。ポジションが変わりながらも、毎年2桁得点を達成するゴールハンター
―Fリーグのニュースにもあがってましたけど『11季連続二桁得点』。大阪にいた時はピヴォで今はフィクソですよね?
⑩クレパウジ・ヴィニシウス選手「日本に来た時にピヴォをやって。
大阪の時もグレさん(木暮監督)の時はアラでやって、町田に移籍して、そのままアラで、(ルイス・ベルナット)監督が来て、フィクソだったら多分できると思うし、新しいチャレンジをするのは良いと思うし、どんどん新しいことができたらもっと楽しい、できるプレーの幅が広がるので・・・。
いまフィクソでやっていて、まだディフェンスは強くないけど、予測とか、インターセプトのセンスとか、そこでまぁ良い仕事していると思うので・・・。
フィクソもできて、アラもできて、ピヴォもできれば、監督がどこでも使うことができるから。それもプラスしかないと思います」
フィクソになってもゴールを量産し続けれるのは何故か?
―(最後尾の)フィクソでもそんなに点が取れるポイントを教えてください!
⑩クレパウジ・ヴィニシウス選手「今のフィクソの分析をしたら、アラよりピヴォよりフリーランニングをもっと見ているので。
今日のカウンターを決めたゴールは、ボールを奪ってから、あのスペース、カウンターできるフリーランニングできるスペースにランニングした結果でした。
この間の府中戦は、4点取った試合ですが、ほぼフリーランニングからのゴールでした。
(フィクソだと)後ろから出ていくとき、空いてるスペースがより見やすい。
(空いているスペースが)見れるようになっているから、たぶんフィクソのところでもそのまま点が取れています」
若いチーム、若い選手たちと一緒にやる意義
―となると、ハードワークも大変ですね?
⑩クレパウジ・ヴィニシウス選手「若い選手と一緒にやるのは気持ち的にも良いです。
若い選手に負けたくないとか、そうやって出来たら、僕がもっとプレーできるし、若い選手も早く成長すると思うので。
34歳ははそんなにベテランとは思わないけど、まだまだできるけど、いま持ってる経験をどんどん彼らに伝えて、お互いが成長したら、一番良いと思います」
次節、ボルクバレット北九州戦に向けて
―次節に向けて。
⑩クレパウジ・ヴィニシウス選手「またアウェーの戦いが続くので。
去年はアウェーで北九州に勝ったけど、すごい体が強いチーム。絶対
激しい試合になるので、今週からしっかりゲームプランを作って。
ゲームプランの上でしっかりプレーできたら、勝てるチャンスがあると思うので。全力で頑張りたいと思います。
取材・文・写真:北谷 仁治
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