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【タイ遠征2023 速報④最終】フットサル日本女子代表、逆転でタイを下し、優勝!

割引あり

レポート・写真:PANNA FUTSAL・海野 伸明

タイのナコーンラーチャーシマーで行われているNSDF WOMEN’S FUTSAL CHAMPIONSHIP2023もいよいよ決勝戦。ここまで日本は初戦インドネシア戦に8-0で勝利。続く中国戦にも8-0で勝利して首位突破。続く準決勝ではバーレーンに1失点を喫したものの、9-1とこの試合も8点の差をつけて大勝。今大会での日本の注目度は高く、現地メディアからも「日本が間違いなくNo.1だ」と言わせるほど。

過去の対戦では7戦して6勝1敗(内PK戦勝利)と日本に分があるものの、接戦となる試合が多く、アジアの中の好敵手と言っても良い。そしてタイは今大会無失点。攻撃力の日本か、守備力のタイか。

立ち上がりからタイは低めの守備ラインを敷いた事もあり、ボールポゼッションは日本。しかしタイはしっかりとスカウティングしてきた。準決勝のバーレーン戦で中央を固めて第1ピリオド途中までスコアが動かなかった状況を見て、同じ状況を作ってきた。

思わぬ展開。先制ゴールはタイが奪う

しかし少し違っていたのは、ボールを奪う為に低い守備ラインを敷いた点。日本は立ち上がり何度かボールを奪われてカウンターを受ける。すると開始7分、中盤でタイがボールを奪うと一気にカウンター。撤退が早い日本だったが、絶妙なコースにシュートを決められて、タイが先制点。日本は今までの3試合で常に先制点を取っていただけに思わぬ展開となった。

劣勢を予想されていたタイはこの得点で一気に士気上がったが、リードした事もあり、攻撃においてはやや消極的な戦い方に終始する。日本は当初2セットで回ししていたが、3セット目を投入。10番網城選手、13番高尾選手、5番伊藤沙世選手、12番山川選手が良いリズムの攻撃を見せて、徐々にリズムを取り戻していく日本。ポゼッションで圧倒する日本は第1ピリオド15分、8番宮原選手のカットインからシュートを放つとディフェンスに当たりコースが変わり、これをファーサイドで待ち受けた14番松本選手が流し込み、同点弾が生まれる。この同点で意気上がる日本に対してタイは受け身にならざるを得なかった。

現地から、PANNA FUTSAL・海野さんのレポートです。海野さんにクラファンしてくれた方は記事代金を返金させていただきますので、ご連絡ください。info@futsal-times.com
※有料部にたくさん(全22点)写真を掲載しています。

日本、逆転。タイはパワープレーで1点差に迫るも・・・

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