【タイ遠征2023 速報③】フットサル日本女子代表、難敵『バーレーン』を下し、決勝へ!
レポート・写真:PANNA FUTSAL・海野 伸明
予選リーグを2連勝、共に8-0と大差、そしてクリーンシートでグループ首位で準決勝に進出したフットサル日本女子代表。準決勝では勝点3、予選グループ2位となったバーレーンとの対戦。過去のバーレーンとの対戦では、AFC女子フットサル選手権(タイ)の予選リーグで対戦。この時は13-0と大勝している。バーレーンは男子と同じ監督が指揮しており、予選リーグを見ても、プレーモデルというものを持ち、選手もそれを遂行しようという意図が見える。
序盤はバーレーンの『堅い守り』に苦戦も・・・
この日日本は1stセットに4番四井選手を起用。長年浦安に在籍している事もあり、選手間の連携としても問題はない。この日バーレーンは守備ラインを低く設定。積極的なプレスというよりも守備ラインを決めて、そこからボールの取り所を決めて守っている様子。日本はボールポゼッションが高く、何度もゴール前に進出し、ゴールを狙うが最後のところでバーレーンのスライディングや体を張った守備で防がれ、スコアが動かない。
バーレーンの攻撃の時間はほぼないものの、第1ピリオドも10分を超えて、日本としてはいままでなかった展開。ようやく得点が生まれたのは13分、15番伊藤果穂選手のカットインからのシュートのコースが変わったところに11番筏井選手。GKと1対1だったが、ゴール前の14番松本選手へのループパス。このパスをヘディングで合わせて日本が先制点を奪う。
ここから日本は怒涛の3連続得点で会場を沸かせる。次の得点も14番松本選手。中央11番筏井選手からのパスをダイレクトで打つテクニカルなシュートで2-0。更に2人で囲んで奪い取ったボールをつなぎ9番江川選手がシュート!ポストに当たるが跳ね返りに素早く反応した3番江口選手のゴールが決まり3-0。先制点から2分あまりの時間で一気に3-0とリードを広げる。
攻撃に出なくてはいけないバーレーンだが、日本の前線からのプレスにピヴォを使って前進したいようだったが、プレスにより縦パスの質を確保できず、日本の守備網にかかる事も多い。
逆にピヴォにボールが収まれば攻撃が活性化する。しかし日本もペースを落とさず、低いラインのままのバーレーンの守備に対してシュートの数を増やしていく。すると19分に8番宮原選手がゴール前での横パスを奪い、素早いモーションからの左足トゥーキックを叩き込み4-0。第1ピリオドは4点リードでハーフタイムを迎える。
カウンターから、今大会『初失点』
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