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アクアリストよ、今の植物ブームを楽しむべし!【月刊アクアライフ10月号】

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先週の9月9日に発売されました「月刊アクアライフ 10月号」ご覧いただけたでしょうか? 一時的にAmazonで売り切れになったときもあったみたいで、好評だといいなぁと思う今日このごろです。

写真のとおり、巻頭特集は「アクアリストと珍奇植物」ということで“アクアライフ”とは名ばかりの特集をさせてもらって、往年の読者さんの中には違和感を感じた方もいらっしゃるかもですね。

いやでも、今の植物ブームで植物生育を楽しんでいる方々の多くがアクア出身だったり、今もアクアをやってますっていう人とっても多いんですよ。ほんと。
かくいう私もその一人。だから、取材先で話が弾んで、取材どころじゃなくなっちゃったりなんかして(笑)。
また今フリーランスで活動しているもんだから、普段そんなに話さないんですよ。だからここぞとばかりに話まくって長居して。その説はご迷惑をおかけしたなぁと反省しております。

そういった背景もあってこの度巻頭特集となり、恐れながら製作担当もさせていただくことができました。

初ということもあって、ベタなところをピックアップしたガイド的な内容に留まっています。反響があって今後チャンスをいただけるのであれば、もっと焦点を絞って、踏み込んだ内容にできたらいいなと思っています。


それでも、オペルクリカリアパキプスのことは、結構踏み込んだ話をしていると思います。
非常に高価で人気が高く、投機目的で買う人もいたりする灌木系の塊根植物であるオペルクリカリアパキプス。その鬼門であり、人気を高めている要因でもある発根管理のついて、これまで40本以上のパキプスを発根・育成し続けている方からの話をもとに構成しているので、とても参考になると思います。

今回撮影の協力をさせていただいたお店さんから特別に譲ってもらった、切り飛ばしたパワータンク(記事内にも掲載されていたりします)を、試しに発根管理してみたんです。

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上の写真は8月8日時点。そして…

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約3週間後の9月2日でついにカルスらしきものが生まれました。

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水根管理をしていたんですが、根らしきものもジワジワきてますよね。
こうなると展開は早いです。

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わずか5日後の9月7日で葉を形成し、徐々に旺盛な感じに育っています。

本体ではなくパワータンクなのであまり参考にはならないかもしれませんが、本書に掲載されている方法をとっての結果ではあります。ぜひ本書とともにお試しください。

あと、今回は単純に植物のことをピックアップするのではなくて、屋内で楽しむこと、を意識したところはありました。トップを飾るDOOAしかり、育成ライトを紹介しているのもそうだったりします。

水草を育てる経験値から植物を育てることへの耐性ができていることはもちろんですが、屋内で植物を育てるための環境づくりや考えがあらかじめ構築されていることも、アクアリストの人たちがすんなりと植物趣味を始められる要因だと思ったからです。

実際、人気で価格も高騰している植物は、屋外で育てるよりも屋内で育成ライトを使ったほうが失敗しづらいです。夏場の屋外は耐え難い暑さですし、暑さに強い熱帯植物とはいっても、暑さの性質が違うので、日本の気候に耐えられないこともしばしば。

水槽をやっていれば屋内は適温が保たれていて、植物にライトを当てることへの疑問も抱かない。現に、今みたく育成ライトが出揃っていなかった時代はアクア用品を代用していたわけで。AMATERASがまさにそうですよね。

普通の人(?)よりも始めやすい趣味だと思うので、ぜひ一緒に楽しみませんか? というのが、今回の特集の主旨でした。

「月刊アクアライフ10月号」絶賛発売中です。
気になった方はぜひよろしくお願いいたします!

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