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ご高齢者の不定愁訴を直してこそ、技と言える。。

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ、松山骨格矯正院をよろしくお願い申し上げます。


【社会から放置されたご高齢者の不定愁訴】

ご高齢者が重度の腰痛や膝痛などで病院や、整骨院などで受診して言われることは、

  • 歳だから仕方ありません』

  • 『我慢してください』

  • 『手術しかありません』

  • 『手術しても良くならないかもしれません』

  • 『手術の後遺症などで悪化することもあります』

こう言われると、ご高齢者から度々耳にします。

すなわち、

ご高齢者の不定愁訴は社会から切り捨てられているようです。



【ご高齢者の不定愁訴により、介護負担が増える】


不定愁訴が重症化してくると、健康寿命が縮まるので、
介護する身内の方や施設(国庫補助含む)が増加します。

すなわち、

国が衰退します。



【沖縄や沖永良部島に見るご高齢者への敬い】


私は鹿児島県の沖永良部島や沖縄県に約3年間ずつ住んだ経験があります。共通していたことは、

  • 『おじぃやおばぁの言うことは絶対』

  • 『おじぃやおばぁが家族で一番偉い』

  • 『お年寄りを敬う』

  • 『毎年の敬老会は島をあげて盛大に行う』

でした。



【ご高齢者を敬うことは子孫繁栄の基礎】


吐いた言葉が自分に還るように、
行った行動が自分に還るように、

全ての人、全ての物に丁寧に接することは、
日本人の文化であると確信しています。

茶道、華道、礼法のように
日常生活そのものを丁寧にする美意識は日本人特有ですね。

今がどんな時代であれ、
今を創って来られたご高齢者の方々に対して、
敬いや丁寧さに欠けるようでは、

その人の未来は開けないと確信しています。



【整体の世界も、ご高齢者の不定愁訴を直してこそ、技と言える】


松山骨格矯正院では、
80歳を超えるご高齢者の不定愁訴、お悩みを解決してきました。
整体師にとって最も難しい症例をお持ちの世代です。

この世代の不定愁訴を解決できたなら、その人の技は高いレベルに達していると、私は考えます。

逆に、
解決できていないのであれば、

若い世代の不定愁訴に対しても、一時的な対症療法しかやっていない確率が高まります。また、予防法や再発防止法の研究への熱意も少ないと思われます。



【ご高齢者を敬うと、技が自然と降ってくる】


技などの解決法というものは、
救済法です。

救済の術(すべ)なるものは、
静けさの中に去来する着想から生まれます。

その着想というものは、
故人やご高齢者を敬うという、
ま心から
生まれます。


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