きっと、人生はもっとシンプルでいい。
2018年12月31日。
もうすぐ新年を迎えます。
この一年を振り返ってみました。
農業や食をキーワードに地域に関わることに興味を持った去年。
「地域の仕事とはなにか」
「お金ってなんなのか」
「暮らしをつくるとはどういうことか」
実際に地に足をつけて、価値を生み出している人や地域を訪ねまわってました。
1月 大学の期末試験を受け、ギリギリ進学。
2月 屋久島にてジビエの加工業務。シカの解体精肉などを行う。
3月 屋久島を離れ、大分の耶馬渓や、宮崎の児湯郡、京都で行われたくすのき学派による100年先を考えるシンポジウムに。
4月 東京に帰還し、大学生活を再開。名古屋の農業法人へ。
5月 農業サークルの後輩が地域づくりに関わる熱海のゲストハウスと九州大分へ。共創コミュニティSUSONOに参加。
6月 新潟県十日町市の山間の集落で農業を営む雪の日舎~snow days farm~とサークル時代からお世話になる静岡のお茶農家さん、またグリーンズの学校「コミュニティ経済と地域通貨」に参加し、神奈川の藤野へ。
7月 千葉のいすみブラウンズフィールド。そして、大学の前期期末試験。
8月 夏休みになると同時に九州に。実家の外壁塗装をセルフで行う。いとしまシェアハウスの合宿へ。
9月 農家の広報担当あっちゃんとともに九州一周と中国地方の農家さんをめぐる旅に出る。宮崎の有機農家さんや、鹿児島の農的暮らしを営む農家さん、熊本の地域商社、広島の田舎暮らし体験ハウス、地域デザイン研究所、島根や岡山の西粟倉村など。
10月 「灯台もと暮らし」のフィールドワーク@福島県昭和村に参加。再び新潟県十日町市雪の日舎へ。
11月 大分県耶馬渓へ2回、奈良県下北山村へ。
12月 卒論と写真カメラの勉強。salon de photoやもとくら現像室、ラブグラフアカデミーへ
本日 いつの間にか年が終わりそう。
それぞれの場所やイベント、コミュニティで考えることや思うことがたくさんありました。
あらためて見ると、ありがたい、充実した一年だったなぁ。
2019年は卒業を迎え、春からは仕事をする身になり、
もっと深く自分の道を進んでいくことになります。
「実際に社会に出て、仕事として何かしらの価値を生み出す人になる前に、『ほんもの』を知りたい」
この1年間の目的でした。
とにかくリアルな現場とそこで活動する人、空間、取り組み。オンラインサロンなどのコミュニティなども含めて。とにかく知見を広めるため、ほんものに触れまくること。
そうしてこの一年、動き回って
一年前よりは確実に知見が広がったと思うし、
思考も深めることができたと思う。
いろいろ回って、
1年間を振り返った今、
思い至ったことがひとつあります。
「きっと、人生はもっとシンプルでいい。」
おいしいご飯を食べたい。
好きな人たちと一緒にいたい。
心地いい時間や空間で暮らしたい。
きっと、人生はそのくらいシンプルでいいんじゃないか。
もちろん、その中でもいろんな悩みや困難もあると思う。
でも、社会はどんどん変わっていくし、
今は時代の転換期で、本当に今の当たり前がどんどんと変化していく。
たった10年前は、iPhoneじゃなくてみんなパカパカしてたのが当たり前だったし、10年後には、人口減少が激しく、市場も会社も社会制度もどんどん縮小していく。
きっと東京オリンピックを境にいろんなものが急激に変化してくるのでしょう。
今の当たり前は、当たり前じゃなくなる。
そんな移り変わりの激しい時代。
仕事や、お金や、恋愛や、人間関係、
悩みのタネはたくさんあるけれど、その前提が変わってくるのだから、
だからこそ、時代の波に飲み込まれないように、僕らはシンプルな理想を軸にしていいんじゃないか。
うまい飯食って生きていたいし、うまい酒を飲んで生きたい。
そのために、身体動かして、農作業して、暖かいお風呂に入って、
それを一緒にいる人たちと共有できたら、これほど幸せなことはない。
そう。
きっと、人生はそのくらいシンプルでいい。
そんなシンプルな理想を心の奥にちゃんと持っておけばいいよね。
あとはそのために今できることをやるだけなんだと思うのです。
2019年
新年の目標は「シンプルに生きる」
ついに卒業を迎え、耶馬渓という地に足をつけて、身を落ち着けます。
やっと。
やっと、生産の現場に入れる。
この一年でいろいろ触れまくった中で、
「あ、いいな」と思ったものを大切にしていきたいと思います。
長々と書きました。
これから耶馬渓でやることも少しずつ、言葉にしていきたいなと思っているので、もしよかったらまた読んでいただけると嬉しいです。
では、みなさま、良いお年を。
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