人は無条件に幸せである
あなたが不幸なのは、幸せに抵抗しているから
あなたが苦しいのは、すでに幸せである自分に嘘をついているから
何かを得たから幸せが得られると思ったら、大間違いである
なぜなら幸せとは、「あなた」という存在そのもののことであり、それ以外ではあり得ない
ということはあなたは、存在するだけで幸せそのものなのだ
もし幸せを感じられないなら、それはその「存在」という誰もが手にしている事実に対して抵抗し、嘘をつき、みないふりをしているから
なぜ、抵抗するのか？
それは幸せになること、幸せであること、すでに幸せである事実を認めるのが怖いからである
人は根源的に幸せそのものでありながら、幸せであることに恐怖している、なんとも不可思議な存在なのだ
必要なのは、「幸せだ」というそのことを、自分は幸せであるということを、存在そのものであることを認める勇気、たったそれだけ
これがパウル・ティリッヒが言う「存在する勇気」でもあると思う