新型コロナワクチンの追加接種(3回目接種)の効果が出るのはいつから?
3回目のコロナワクチン接種をしてきました。1・2回目ファイザー、3回目モデルナです。副反応がどのくらい出るのか、関心ある方が多いと思うので、まず、わたしの経験を書いておきます。
1日目、接種した左腕が痛くなってきたものの、上がらないほどではなかった。その他、ややピリピリ痛い箇所を感じて眠りが浅かったが、起きて痛み止めを飲むほどでもなかった。寝る前の体温36.7度。
2日目、朝起きて体温計測したら36.7度。これといった副反応はないが、なんとなくすっきりしない感じだったので、ごろごろしつつ一日過ごす。夕方の体温36.5度。寝る前の体温36.7度。
3日目、違和感なし。
ということで、わたしの場合、3回目モデルナでも、ごく軽い副反応でした。接種した左腕の痛みは、1・2回目ファイザーの時の方が痛かったかも。
この3回目接種の効果が出るのはいつから?と疑問だったので、以下に調べたことをまとめました。
ファイザー社の新型コロナワクチンは、通常、3週間の間隔で2回接種します。最も高い発症予防効果が得られるのは、2回目を接種してから7日程度経って以降です。
武田/モデルナ社の新型コロナワクチンは、通常、4週間の間隔で2回接種します。臨床試験において、本ワクチンの接種で十分な免疫が確認されたのは、2回目を接種してから14日以降となっています。
2回目接種から十分効果が出るのは、ファイザーが1週間後、モデルナが2週間後ということだったが、3回目の接種の効果が出るのはいつからだろうか?
米国で実施されたファイザー社のワクチンの追加接種に係る臨床試験の結果によると、18~55歳の被験者を対象に、ファイザー社のワクチンの追加接種を行い、血清中の新型コロナウイルスに対する中和抗体の増加状況を確認したところ、3回目の接種から1ヶ月後の中和抗体価は、2回目の接種から1ヶ月後の中和抗体価よりも数倍高い値であることが確認されています。
武田/モデルナ社のワクチンについては、米国で18歳以上を対象に実施された臨床試験の結果によると、追加接種から28日後の中和抗体価は、2回目接種から28日後の中和抗体価よりも高く、本剤の追加接種により臨床的な有効性を支持する免疫応答が認められると判断されています。
何日後という情報は見つからなかったが、臨床試験のデータは、約一ヶ月後が目安になっている。
米国の研究調査によると、ファイザー製、モデルナ製、ヤンセン製の接種完了者約460人を9群に分けて3種類のワクチンを追加接種した結果、1・2回目にファイザー製を打った人では、追加接種前と比較した15日後の中和抗体価は3回目がファイザー製だと20.0倍、モデルナ製だと31.7倍、ヤンセン製だと12.5倍でした。1・2回目にモデルナ製を打った人では、3回目がモデルナ製だと10.2倍、ファイザー製だと11.5倍、ヤンセン製だと6.2倍でした。
こちらのデータでは、15日後が目安。
これらを踏まえると15日後〜30日後に充分な効果が出るということでしょうか。
いずれにせよ、判断としては、できるだけ早めに打つということになると思います。