オタクバックパッカー旅#1 ドバイ編
成田空港のアニメショップ
モバイルバッテリーを忘れたこと以外は問題なく出国。成田空港のアニメショップの品揃えが良かった(そこらへんのアニメイトよりも良いかも)。あとは、そこにあった(もう夜だったので隅っこに置いてあったけど)絵馬に旅の無事とコミケ当選を祈願して出国エリアへ(両方とも叶ったけどコミケは…うん)。
ガンダムとズゴックの巨大フィギィア…なんでズゴックなんだろ
丁度(周回遅れで)文ストにハマッていた時期だったので嬉しい限り。
一人旅で景色に興味なし(夜便だし)だったので真ん中の4列の端を選びましたが(エミレーツ航空は出発2日前から無料で席指定できるのが〇)、隣がいなかったので足も出せて結構よかった。機内食も美味しいし、映画の種類も多かったし意外といいんじゃないこれってなった。
ドバイに着いて…
なんやかんやあって(寝てたり映画見たり…)ドバイ国際空港に着いたが、アラビア文字を見ると(というより日本語を見なくなると)異国に来たんだなっていう気分になりますね(アラビア語圏ですが、英語がほぼ必ず明記されているので下手なヨーロッパの田舎よりも安心)。このまま乗り換え便を待つ…と言いたいところだが次の便は8時間後、というのもこのまま乗り換えるよりも一回ドバイ観光した方がお得じゃね?という考えからわざと遅い便を取った。ちなみに、クレジットカードで全部行けるやろという考えからか現金は一切持っていない。ネットもヨーロッパでしか使えないSimなので使えない(GPSは使えるのでオフラインで地図の閲覧は可能)。……アホかな?
ドバイからは地下鉄に乗れば市街地まで出れるので簡単に市街地に行け、まだ朝の7時半ということで特に空いているお店もない(実はあるんだけど調べていなかった)ので旧市街でも行こうかと地下鉄に乗った、ドバイは砂漠の真ん中に建てた、みたいな街で喉も乾いたのでペットボトルに口を…と思ったがふと思い出した、ここでは飲食は罰金なんだと(おそらく衛生上のが理由)。日本には夜酒盛りをしている路線があるが、そんな姿をドバイの人が見たら卒倒するのでは、と思いながら電車を降りるまで我慢した。旧市街を歩いているとお兄ちゃんが「船乗ってくかい?」と誘ってくれた。とはいっても危ない船ではなく向こう岸まで行く船だ。そちらに行けば市場もあるしいいかもと思ったが、現金を持っていなかったので断念。お兄さんごめんな、俺1ディルハムも持ってないんだ…そう心の中で呟いた。
その後、そろそろドバイモールも開くので行こうかと地下鉄に乗るも、どうも逆の方向に電車が進んでいる。異常に気が付いたのはそんなミスを何回もして、次の駅に降りてからだった。原因はドバイの鉄道は右側通行で日本の感覚でいると逆の電車に乗るからだ。土地勘は掴みやすい方だと思っているが、それが痛手となった。
ドバイモールに着くとブルジュハリファを見ようと探したが、
デカ過ぎんだろ…(某テニヌ漫画感)
高さがスカイツリーよりも200メートルくらい高く、スカイツリーと違って先っぽまで部屋のスペースがあるのでかり大きな印象でした。新宿とかにあるでけータワーの3倍詰まってる感じ。それ以外もビルをバンバン建設しており、成長まっしぐらなんだなと思いました。
その後はドバイモールを散策…と言いたいところなんですが、ここで一つの事実に気が付きました。
ドバイって世界一貧乏人に優しくない観光都市じゃね?
基本的に何をするのにも金がかかります(外から見る、とかならともかく)。そして物価もべらぼーに高いです(公共交通機関除く)。次はお金を持ってきたいなと思いましたが、もう二度と来ないかなとも思いました。
ドバイにあったオタクショップ
話を戻して…そん中でドバイモールを散策して、ダイソー(なんであるんだよ)で買い忘れたスリッパを買ったり、日本の菓子パン店を見てたら日本語で挨拶してくれたり(元気に返しました。お腹は空いてなかったので買わなかったけど)、としていたら一つのお店に気が付きました。それは…
https://thedubaimall.com/en/shop/kinokuniya
日本でもおなじみの紀伊國屋書店である(どうやら世界一大きい紀伊國屋らしい)。
ぱっと見普通の書店で、主にアラビア語や英語の書籍を扱ってはいるのだが、お店に入ったとたんに日本の漫画(約ネバ、鬼滅、東京喰種、ヒロアカの4つが展示)の英訳版が置いてある当たり、日本のポップカルチャーの中心地なのかなと思わせる。中に入ると日本の漫画やライトノベルの英訳版が、そして日本語版が置いてあった(意外と最新刊まで置いてあるのがすごい)。ラインナップも有名どころから少し昔の名作、マイナーどころまで幅広く置いてあった(流石にアレな感じのはなかったが)。それ以外にも日本の書籍(観光ガイドブックやドバイに関する情報本など)も置いてあり、駐在員向けの本も置いてある印象だった。ちなみに英訳版は日本で買う時の3倍くらい、日本語版が2倍くらいの値段。輸送費がかかるので仕方がないけど、海外オタクには世知辛い問題である。
そして一番驚いたのが、それとは別にフィギュアやプラモデルが売ってある他、それを展示しているブースがあったことであった。こちらも種類豊富で秋葉原まで行かないとないんじゃないの?って感じる位の質だった。
これには本国のオタクもニッコリ
ドバイ空港でトラブル…?
そんなことをしていたらそろそろ時間なのでドバイ空港に戻ることにした。は?って思うくらいの入国処理(空港に入るときのセキュリティチェックかなって思うくらいの感覚でみんなの列に進んだら勝手にスタンプを押され、出国していた)を通って飛行機を待つことに。そこで現地のマックを食べるかーと思ってマックで昔あったラップのような奴を頼んだ(日本でも一部導入を始めた自動レジでコミュ障にも安心だ。クレジットカードを入れられればの話だが(場所が分からず30分戸惑った))。昔、カナダで食べたようなもの(日本にあったマックラップとほぼ同じ)を予想していたがそれを超える大きさにビビった。
そんなこんなで日課のソシャゲのイベント周回をしながら(空港はWifiがあるので問題なく使えた)出発のゲートが開いていざ飛行機のチェック…と思ったら気のいいお兄さんにまた止められた。色々聞かれたが適当に答えてしまい、「やべえこと答えちゃったんかな」とか思っていたら、どうやらあるスタッフが、初めての業務とのことで確認に時間がかかっているとのことで一安心。恐らくOJTみたいなもんだろう。その後はそのスタッフとたわいもない会話をしたりしなかったりしながら飛行機に乗りいざドイツへ。