映画「ハクソー・リッジ」
主人公のデズモンド・ドスは、自信を曲げない男だ。
人を殺すことが最大の罪という聖書の教えに従い、誰に何を言われようと銃をもたず、軍法会議にかけられようと、意見を曲げない。
これが良いかという議論は勿論あるが、私だったら嘘で固めて生きるだろうから、私には絶対できない彼の行為に胸がしめつけられた。
それだけではない。
彼の目を見張る点は、自身の意見を曲げない意固地な性格だけでなく、戦地で銃撃が繰り返される中、自身の命を問わず、人命のために走り抜けていく勇敢さだ。
味方が皆撤退しても、一人でも多くの人を救おうと戦場を駆け抜ける姿には涙した。
彼の生きづらい性格と、かっこいい生き様を、是非見ていただきたい。