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今一番リネンが気持ちいいから考えたこと

麻の寝具!
(毎度お馴染みの)

麻の繊維は、天然繊維の中で熱の伝導性が最も大きいので、体温を奪って速やかに放熱させ、肌に「接触冷感」「涼感」を与えてくれます。

『麻の寝具』を今の季節に、最もおすすめする理由です。
(冷んやり何がし、cool何がし?と言う商品とは、素材から違います)

麻は何処から?

麻(リネン)の原料は
主にフランスリネンが有名ですね。

何度も言います!!
麻(リネン)は
コットン(綿)やウール(羊毛)
ダウン(羽毛)と同じく
天然の繊維です。

植物麻を育てて、
糸→生地となってゆくわけですが、、、

昨今の物価高騰と無関係でいられるはずもないのです。
円安やエネルギー高騰(輸送に係るモノも大きいようです)による商品の価格は、ずばり!値上がりを覚悟せねばならない時が来ているのです。


『SDGs』
「サステナブル」「持続可能な」と言う観点からも

世界的な麻(リネン)の需要の高まり?もあるやに聞きます。

化学繊維(合成繊維)のように
化石燃料?を原材料に使って大量に製造する事への善し悪し。

そもそも麻(リネン)の特徴が見直されて人気が高まっているのだと推測します。


作ってみるとかは?


以前『棉』の時と話は同じで、日頃我々が扱う『麻寝具』の原材料は国内生産ではないのです。
(製品は国内製造です)

当店先の亜麻(リネン)の花

上記の植物の繊維を糸にして、生地を織るって事なんですが(フランスリネンと一緒に語っていいのか?)。

苧麻(ラミー)で挑戦!


麻って?
そもそも麻は、植物に含まれている繊維の総称で、20種くらいあって、

身近にある麻では、
リネン、ラミー、ジュート、ヘンプなどなど聞いた事がありますよね。

苧麻(ラミー)は、案外身近にあるんですよ。

雑木林からはみ出て?
雑草だと思っている?


茎を裂くと繊維質見えてきますね


糸っぽくなるには幾多の工程が
そもそも麻は、
植物に含まれている繊維の総称


難しい作業ですが、
麻の箒なら作れそう?
市販のパーツと繋いで
アクセサリーの完成!


値上がりは覚悟!

麻製品は先にお話したような理由で、今後価格の見直しをしなければならないのは覚悟、、、そして、
リネン肌掛けや、麻シーツが、
今一番おすすめしたいモノであると言うこと。

国内最古の書物である『日本書記』には苧麻(ラミー)が衣料に使われたという記述があるそうですが、
今は日本国内で商業ベースでの栽培生産は、ほぼされていないはずです。

今一番リネンが気持ちいいから考えたこと〜モノ作りの大切さ、素晴らしさ。


リネンガーゼ肌掛ふとん

側生地:リネン100%
中わた:ラミー100%

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