理論派保育士までの道のり

私はずっと資格とか免許とか持ってなくて、高2でとった「漢検2級」「英検2級」「語彙読解力検定2級」を擦りつづけていました。田舎出身なのに車も乗れません(注意力散漫だからです)

なるとかならないとか置いといて、とりあえず資格をとろうと取り組みました、保育士試験。昨年4月「一念発起」を見せました。それは、もう、素晴らしい一念発起。

10月が1次試験(筆記)でした。一念発起記念日にAmazonで本を2冊購入。4.5月はやる気があったので1-2時間、6.7.8月はやる気がなく全くやらず、9月は平日2-3時間、暇な休日4-5時間、10月は逆にあんまやらないみたいな感じでした。

9教科全て6割以上で合格なのですが、6割の教科が3つくらいありました。合否のスリルが楽しすぎて自己採点しながら完全にキマっていました。万引きが癖になる人の気持ちが分かりました。受かっていると確信した時、気持ちよすぎました。ギリギリで受かるに限ります。

12月が2次試験で弾き語りピアノと読み聞かせ(本なしver)みたいなのをやりました。

ひとり暮らしはピアノなぞ持っていないのでキーボードを中古で購入しました。ピアノを習っていた時全く練習せず、毎週先生に怒られては泣いていたのですが、習っていてよかったなと思いました。ヤマハ音楽教室、ありがとう。高い月謝、ありがとう。ただ、歌が下手なのでそこがマイナスだったかも。

読み聞かせ(本なしver)は「おおきなかぶ」にしました。おじいちゃん→おばあちゃん→まご→いぬ→ねこ→ねずみの順番ゲーだからです。こちらは余裕でした。そして1月くらいに受かりました

恐ろしいことに、年上に囲まれて育ちすぎたため、生まれてこの方赤子を抱いたことがないです。赤子と触れ合ったこともほとんどありません。このままだと理論派保育士が世に放たれてしまいます。(今のところ理論派保育士になる予定はないけど)

そして受かってから半年くらい経ち、もう何才で赤ちゃんが立つかも忘れてしまいました。理論派でも何でもないですもう。
だけど「チャムグループ」という言葉だけ覚えています。

でも、それなりに嬉しかった

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