優香ちゃん

7月下旬からなんやかんや体調が悪かったのですが、騙し騙し生活していたら、ここにきて完全に体調を悪くしました。休みに入ってから体調を崩してしまうのは、社会に飼い慣らされてしまった感が凄いです。

丸一日寝ていたら、いろんな夢を見ました。優香ちゃんの夢を見ました。優香ちゃんは小学校の友達で、しかもかなり局地的な友達で、小4-5くらいに仲良くて、学校よりも放課後に優香ちゃんの家の近くでよく遊びました。あと交換ノートとかしてたかも。

優香ちゃんは目立つタイプじゃないけど陽気で、足が早くて、髪の毛が少しクルクルしてて、小柄で、目がくりくりしていて、すごく好きでした。とにかく、目立つタイプじゃないけど陽気なところが好きでした。

ある日、優香ちゃんは学校に来なくて、多分それは近しい身内に不幸があった、みたいなことでした。記憶が正しければ、お通夜に行きました。優香ちゃんは私を見つけて、笑ってくれた記憶もあります。

(それが原因かは分からないのですが)優香ちゃんはその後すぐ引っ越してしまいます。その日は優香ちゃんが学校に来る最後の日で、3-4時間目はお別れ会を兼ねてドッチボールをやることになりました。優香ちゃんは運動神経が良くスポーツが好きなので、ドッチボールをやるのは良いな、と思いました。その日優香ちゃんは3時間目から来ることになっていました。

1時間目が終わったころ、何だか体調が悪く、保健室で寝かせてもらいました。2時間目の途中くらいに目が覚めると、熱がありました。お母さん呼ばんとね〜、とドッチボールを知る由もない保健室の先生は言って、私は帰りたくないですとはっきり言いました。そんなこと言ってももちろんダメで、ベッドの上で泣きました。このまま会えずに優香ちゃんが転校してしまうなんて。後にも先にも、人生で初めて、早退したくないと思いました。

その後またちょっと寝て、目が覚めるとベッドの周りをクラスメイトが囲んでいて、いちばん近くに優香ちゃんもいました。(このシーンを夢で見ました)

その時何を喋ったかは全く覚えていないのですが、多分ドッチボールできなくてごめん、と言った気がします。優香ちゃんはいいよー、と言っていた気がします。

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