見出し画像

Vol.2 お客様と接する際に、回りくどいコミュニケーションを取ってしまうこと

新卒の葛藤を応援するメディア『HinT』。第2弾は、林さんにインタビューしました!

常葉大学外国語学部出身で、学生時代には静岡市のコラボレーションスペースTakt運営やフィリピン留学などを経験し現在は英会話スクールにて勤務中です。

仕事内容としては英語を教えるのではなく、スクールのマネジメントや生徒さんのカウンセリングをしていて、塾長のようなイメージとのことです。

ー 新卒として働き始めてみて、現在感じている葛藤を教えてください ー

林:

お客様と接する際に、回りくどいコミュニケーションを取ってしまうことが、今感じている葛藤ですね。説明が回りくどい感じになってしまいます。

ー 葛藤の原因であるコミュニケーションの取り方に関して、具体的に葛藤を感じた場面があれば教えてください ー

林:

6月の終わり頃から今も続いているのですが、お子様向けに『夏期講習』のご案内をするんですね。もちろん購入して貰いたい気持ちもありつつ、安いお値段ではないので「心から納得して受講して頂きたい」という想いもあり、説明がどうしても長くなってしまいます。

加えて営業感を強く出しすぎてしまうと「ごり押しされてから仕方なく受講する」という人も出てきてしまうという気持ちもあり、なかなか攻めた営業トークも出来ずにいて…。結局何を伝えたいのかが曖昧になっている気もします。

画像1

ー ありがとうございます。葛藤が生じている原因って何でしょう?ご自身の経験や性格を踏まえて教えてください ー

自分自身がかなり他人に気を遣ってしまう性格なこともあり、説明が回りくどくなってしまうんだと思います。他人への気の遣い方って色々とあるとは思うんですけど、特に発言の仕方には気を遣ってしまうんです。

というのも、これまで生きてきた中で何度か無自覚に失礼な発言をしてしまった経験があるんですね。発言したときはそんなつもりはないんですけど、後から「ちょっと空気読めない発言だったんじゃない?」と言われたこともあり、その経験も踏まえて発言に慎重になりすぎてしまいます。

だから今はなるべく相手の反応を伺いつつ、同意を得てから次の発言をするのが癖になっている感じですね。でもそうすると、気付けば説明が回りくどくなってしまうこともあるのが難しいところだと思っています。

ーなるほど、ありがとうございます。 最後になりますが、現在の葛藤に対して今後はどう向き合っていこうと思っていますか?また今後に向けて一言お願いします ー

自分の会話の癖や話の持ってきかたとか、いわゆるコミュニケーションの取り方をしっかりと自分で客観視できるようになりたいですね。自分でも気になるところではあるので。

そのために今できることとして思いつくことでいうと、お話した人にフィードバックや感想を頂くとか、音声を録音してみるとかですかね。まずは簡単にできそうな事を見つけつつ、実践に移していきたいと思います。

でもまぁ自分自身を省みることを大事にしつつも、自分のことを嫌いにならないようにはしていきたいですね。その上で自分自身の変化を楽しめたらと思います!


いいなと思ったら応援しよう!